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第47回 「走る」 岩本 連波
こんにちは。今回部員ブログを担当させていただきます文学部2年の岩本連波です。見てわかる通りシンプルなことですが、私が常に心がけようと思っている「走る」ということについて書いていきたいと思います。

私は、幸せなことにサッカーを始めてから今まで、ずっと同じFWという大好きなポジションをやらせていただいています。小、中学生までは周りより成長が早かったこともあって、フィジカルだけである程度FWとしての仕事ができていました。しかし、高校に進んで周りの成長が追いついてくると、体が少し大きいだけで大してボールも収まらないし、圧倒的なスピードもないし、足下の技術もない何の特徴もないFWになってしまい得点が奪えない辛い日々が続きました。そんなときに、あるサッカー選手の「ボールはしぶとく諦めない奴の前に必ず転がってくる」という言葉に出会いました。よく考えるとサボった日はいいプレーができず、よく走った日は点が取れているなと思いました。それでこの言葉を自分なりに解釈して、諦めずに走り続けることでチャンスボールは必ずやってくると考えるようになりました。それをきっかけに私の中にどんな時でも「走る」という意識が生まれました。諦めないとか頑張って走るとか結局精神論かよと思われるかもしれませんが、私は精神論というよりは当然のことだと思っていて、カウンターやゴール前のチャンスで三回に一回しか全力で走り込まない人と毎回全力で走り込む人では、目の前にチャンスボールが転がってくる確率が高いのは毎回走り込む人の方に決まっています。実際に最後まで走り続けることを意識してからは、得点が少し奪えるようになりました。難しいことができるようになったわけではないけど、毎回走り込むことで触るだけで入るシュートや、ときには相手のクリアが体に当たってゴールすることもありました。私の高校の時のゴールはこうしたワンタッチでのゴールがほとんどでした。中央大学というさらにレベルの高いチームに入って、技術の差をより感じていますが、技術の向上とともに「走る」ことで自分のFWとしての存在意義を示していきたいと思います。89分59秒無駄な走りになるとしても、いつくるか分からない一瞬のチャンスのために走り続けられる選手になります。もし、応援の機会や私がサボっていたら「岩本走れ〜!」と言っていただけると力になります。これからも一生懸命走ります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

  
2020/08/14 22:05
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