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第44回 「雨垂れ石を穿つ」 武田 洸
今回部員ブログを担当させていただきます、総合政策学部1年の武田洸です。
まずこのような社会情勢の中、様々な方々の多くの尽力のおかげで中央大学サッカー部が活動できている事に改めて感謝したいと思います。苦しい日々が続いていますが共に乗り越えていきましょう。

私は1年浪人して中央大学に入学しました。
そこで浪人時に大切にしていたこと、そしてこれからの4年間の意気込みについてお話しさせて頂きたいと思います。

"雨垂れ石を穿つ"

皆さんはこの諺を聞いたことがありますか?
これは中国の歴史書「漢書」の「枚乗伝」にある「泰山の霤は石を穿ち、単極の航は幹を断つ」という1文に由来していると言われています。軒下から落ちる雨水でも、長い年月が経過すると固い石でも穴を開ける事から、この諺が出来たそうです。
つまり、雨水の滴のように小さな事であってもそれを地道に毎日続けていく事で大きな事を成し遂げることに繋がっていくのです。この諺をわざわざ説明したのも私が浪人時大切にしていたことが続けることだったからです。
浪人当初、分からないことだらけで成績も全くあがらず、このままで大丈夫なのだろうかと思うことが何度もありましたが、根気よく勉強し続けました。すぐに成果は出なかったけれども、続けているうちに自分の中でも手応えを感じるようになっていきました。2月、不安を抱えながらも1年間努力してきた自分を信じて受験に臨みましたが、結果第一志望の大学には合格できませんでした。本当に悔しくて、やるせない気持ちもありましたが、毎日勉強を地道に続けた結果浪人当初から考えたら受かるはずもなかった中央大学に合格することが出来たのだと思います。

このように、浪人を通して続けることの大切さに改めて気づくことが出来たのと同時にその難しさも強く感じました。「今日はちょっと疲れてるから」とか、「まぁ1日くらい」とか、「明日からやるか」とかサボるための理由はいくらでもあると思います。事実自分も今までサボってしまった経験はあります。でもそれは結局、自分が成長出来ないという形で自分の元に跳ね返ってきます。決して「すぐにどうにかなる」わけではないですし、これから様々な場面で上手くいかないことが多くあると思いますが、この4年間を通して自分にできることをやり続け、その成果をチームのために表現していけるように日々過ごしていきたいと思っています。


拙い文章であったとは思いますが、最後まで読んで頂きありがとうございます。
最後に、これからも中央大学サッカー部へのご声援のほど宜しくお願いします。

  
2020/08/01 22:56
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