CHUO SPORTS ACADEMY オフィシャルサイト

第50回 「埋もれるな」 大久保 智明
今回部員ブログを担当することになった大久保智明です。まとまりのない文章だと思いますが読んでいただけたら嬉しいです。

私が1人のサッカー選手として大切にしている言葉を紹介したいと思います。「寧為鶏口、無為牛後。」これは中国のことわざで、意味は「牛のお尻より、鳥の口になる方がいい。」すなわち、「大きな組織の中の一部になるなら、小さな組織のトップになる方がいい」ということです。
この言葉はネガティブに捉えようとすれば、レベルを落としてトップになるというように捉えることができますが、私はどんな環境に身を置いてもトップを目指し、決して埋もれるな!ってポジティブに捉えています。
今の環境が居心地良いから、この中にいれば毎日楽しく過ごせる。確かにこのように過ごす事も良いと思います。ただ、私はその中に成長はないと思います。私は1年の頃、A2でプレーしていました。その中で自分の立ち位置や居場所を見つけ、楽しくサッカーしていることを兄に話したことがあります。しかし兄は、少し怒った感じで「埋もれたら終わりだぞ」と言いました。その時に私は焦りを感じたのを覚えています。プロサッカー選手を目指しているのにもかかわらず、その当時上を目指していないことに気づきました。自分の居場所に甘えて過ごしていました。
正直、今のトップチームもこのような状況だと思います。中にいてプレーしていると気づかないこともありましたが、外から練習を見ているとなんとなく練習してなんとなく時間が過ぎていってしまっていると感じます。負けてもスタメンが変わらないのは、練習で目立っているのはスタメン組だからですし、「俺を試合に出せ」とかそういうギラギラした選手もおらず、試合に出れてない状況に慣れてしまっている選手が多いからです。そうなるとチームも競争がなく試合に勝てない状況は変わらないです。チームを変えてくれるのは監督でもコーチでもなく自分たち自身です。プレーしている自分たちがもっと覚悟をもってプレーしなきゃ勝てない状況は変わりません。私は今怪我をしていてプレーできてないからこそ、練習を見てて悔しくなります。もっと全員がギラギラしなきゃダメだし、厳しく激しく練習しなきゃ勝てないです。
4年間あれば人は大きく変わりますし、強い気持ちが無ければどんどん環境や周りに埋もれていってしまうと思います。だからこそ自分のためにもそして応援してくれる人たちのためにも自分に厳しくしていくことが大切だと思います。

そして、後輩たちに伝えたいことがあります。
僕自身内定が決まった時に大事な気づきがありました。
内定が決まった時に、泣いて喜んでくれる人がいたり、ずっと応援してたよ、など自分が思ってる以上にたくさんの人が自分を応援しててくれた。それくらいみんなにも自分を応援してくれてる人がいることを知って欲しい。もちろん両親や、監督、コーチ、今も関わりがある人が応援してくれるのはわかると思いますが、小学生のころのコーチや、自分は幼くて覚えてないくらいの人も応援してくれている。だからこそ、毎日の練習をもっとやらなきゃいけないし、弱い自分に常に打ち勝ってかなきゃいけない。自分の気分や感情で行動を決めないでほしい。自分の夢を叶えることが応援してくれてる人たちの夢を叶えることにも繋がる。だからこそ、4年間必死に決して諦めず自分の夢に向かって頑張るべきです!
僕も、頑張ります!!!

今中央大学は中々勝ててなく、苦しい状況です。今こそ中大ファミリー全員で乗り越えて勝利を掴めるように頑張っていきましょう!!自分自身もしっかり怪我を治して復帰します!
最後まで読んでいただきありがとうございます!!

  
2020/10/26 16:34
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
前月←   2024年4月  →次月
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930
2018/10/07
2024/12 (0)
2024/11 (0)
2024/10 (0)
2024/9 (0)
2024/8 (0)
2024/7 (0)
2024/6 (0)
2024/5 (0)
2024/4 (0)
2024/3 (0)
2024/2 (0)
2024/1 (0)
2023前の記事に戻る   2024   次の記事へ2025
中央大学サッカー部の新しいホームページはこちら!お問合せ
Copyright © CHUO UNIVERSITY FOOTBALL CLUB. All Rights Reserved.