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第26回 「裏方」 小野寺 巧
こんにちは。今回の部員ブログを担当します2年の小野寺巧です。今回は僕がサッカーをする上で目指している選手像と意識していることについて書きたいと思います。退屈かもしれませんが最後まで読んで頂ければ幸いです。

まず目指している選手像は「使える選手」です。例えるならエンゴロ・カンテと言いたいところですが、おこがましいのでブレーズ・マテュイディにしておきます。僕には足が速い、ドリブルが上手い、体が強いなどのこれといった武器がありません。しかし中大には僕と違い武器を持った選手が沢山います。わけわからんくらいドリブル上手い人や、エグいぐらい綺麗なキックする人、誰が抜けんだよってくらい対人強い人。彼らは目に見える結果でチームに貢献してくれます。

じゃあ一体自分は何でチームに貢献出来るんだ?って考えると陰ながらチームを支える「使える選手」にならなきゃいけないんです。具体的には守備の起点になれるプレスかけたり、セカンドボール拾ったり、ラインブレイクで相手のライン下げたりといった地味なプレーです。(極稀に華々しいプレーもします。)こういったプレーの連続が先ほど書いた武器を持つ選手達のプレーの手助けになると信じてやっています。

次に、プレー中に意識していることは「予測」する事です。予測に関してはレイソルの頃お世話になったコーチには何度も言われてきました。とにかく考えて予測しろと。あいつがあの向きでボール受けたら、恐らくこっちにターンするでしょ、そしたら敵はあっちのパスライン消しながらプレスいくだろうから、もうちょい奥にポジショニングしたほうがいいな。みたいな感じです。

もちろん全部が予測通りいくわけではないですが、これらの予測がプレーの成功度を高めてくれるのは間違いないです。フィジカルがなくても良いポジショニングをすれば相手と当たらずにプレー出来るし、足が速くなくても良いタイミングで抜け出せば背後は取れます。予測は成功度と共に僕にプレーの幅も与えてくれます。

逆を言えば僕みたいな選手が予測を怠ると碌な事が起こりません。今日頭回らないなーって日に良いプレーを出来た試しがないです。とにかく観て、分析して、予測して、走る。これが僕にとってのサッカーの醍醐味です。そりゃ僕も華麗に相手抜き去ってゴラッソ決めたいです。そうなれるように努力もしなきゃいけません。しかし人には向き不向きがあるのも事実です。15年近くサッカーやってきて出来ない事はもう自分には不向きだと判断して諦めるのも1つの策です。僕がサッカーを出来る時間は短ければ後2年半しかありません。自分に出来ない事に時間を割き続けるのは勿体無いので、僕には僕にしか出来ないプレーを極めて裏方としてこのチームに貢献したいと思います。

拙い文章になってしまいましたが、最後まで読んで頂き有難うございました。
今後とも中央大学サッカー部へのご声援の程宜しくお願いします。

  
2020/06/19 21:52
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