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今回部員ブログを担当させて頂くことになった１年の矢尾板岳斗です。
いきなりですが、私にはこの大学４年間を通しての目標があります。それは「謙虚な姿勢を忘れずに日々成長すること」です。

みなさんは「謙虚な人」と言われて誰を、どんな人を思い浮かべますか？
『謙虚』とは、控えめで慎ましく、遜って素直な態度で人と接し、出しゃばったり驕ったりしない、そんな人や様子のことを言います。
改めて意味を確認して、みなさんが思い浮かべた人もこの言葉にぴったり当てはまっているのではないでしょうか？

謙虚になるためには「素直な心を持ちつづけること」・「感謝の気持ちを忘れないこと」、この２つが主に重要になってきます。
素直でいることは年齢が上がるにつれて難しくなってくるし、感謝することも忘れてしまいがちでなんとなく口先だけで終わってしまうのがほとんどだと思います。
簡単なことではないけど、この２つが自分の中で当たり前になった時には得られるものは多くあると思います。

そして私は「謙虚」は「成長」に比例していると考えます。わかりやすく言うと謙虚になればなるほど成長の幅が増えたり成長のスピードが速くなったりということです。
自分自身、高校時代にそう感じるエピソードがあったので簡単にお話しさせていただきます。

高校に入学してから２年生までの２年間の自分は、まだ高校生活は始まったばかりで沢山時間や余裕があると思っていたり、変に自信があったり、今ある現状が当たり前だと思っていたりと、考えが甘く正直謙虚には程遠かったです。
ですが、３年生になってからは最高学年・最終学年ということもあってか責任感が強くなり、自分だけでなく自分以外の周りのことにも目を向けるようになりました。１. ２年生の時を思い返してみて言動だったり行動を気をつけるようになり、謙虚という言葉に近づく自分がいて少しずつ自分の中の世界が変わり、広がっていきました。
その成果か、１.２年生の時は試合に関われたとしても出場時間が少なかったり、なかなかチームに貢献することができずにいましたが、３年生になってからは安定して試合に出場することができ、だんだんとチームへの貢献度も上がっていきました。また、プレーの面だけでなくそれ以外の面、いわゆるオフの場面でもチームにプラスとなる行動ができるようになり、人としても少しずつ成長することができました。

こんな感じで私は、「謙虚」と「成長」には深い関わりがあると身をもって体感しました。だからこそ、大学４年間では「謙虚」という言葉に重きを置いて、過ごしていきたいと思っています。

ここでもう１つ。
【克己復礼】
この言葉は私の出身、帝京長岡高校サッカー部で代々受け継がれるスローガンです。
意味は私情や私欲に打ち勝って、社会の模範や礼儀にかなった行いをすることです。
自分たちの代は、この言葉を沢山の面で体現することができたと思っています。
例えば、公式戦で相手ボールであるのにマイボールと審判が判断した場合、「ワンタッチあったので相手ボールです。」と複数人が自ずと審判に申告するフェアプレーの精神に適った行動等です。
このような小さな行為の積み重ねがあってこそ高校最後の選手権で、新潟県勢史上初のベスト４というところまでいけたと思っています。
けれどもこの結果に満足ができたわけではありません。目指していたのは『日本一』だけだったからです。でも自分にはまだ『日本一の集団』になれるチャンスが残されています。
このチャンスを無駄にすることがないよう、日々成長しチームにとてつもなく貢献できる選手になっていきます！
そして、"克己復礼" の言葉を常に心に留めて選手だけでなく１人の人としても立派に成長していきたいと思います。


少し長くなってしまいましたが、これからの４年間への思いを今までの経験も踏まえた上で綴ってみました。
拙い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。