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第8回 「意識の差」 田村 進馬
こんにちは、今回部員ブログを担当させて頂く1年の田村進馬です。拙い文章ですが最後まで読んでいただけると幸いです。

私がサッカーを始めたのは、小学校一年生の頃に同じ学校の友達に誘われたことがきっかけでした。この頃は特に深いことは考えずにただ単純にサッカーを楽しんでいました。中学生になる頃にはこの楽しいサッカーをずっと続けたい、プロになりたいと思うようになり三菱養和というチームに入りました。ジュニアユース時代は、試合に出れないことなどは無く、不自由なくサッカー生活を過ごしていました。しかし、ユースにあがると状況は一変しました。今まで取られなかったはずのところでボールを取られたり普段ではしないようなパスミスをしたりしていました。それがきっかけでどんどん自信を無くしていきボールを受けることさえ怖くなってしまいました。学年が上がるに連れてこれは少しずつ解消されていきましたが、1、2年の頃はAチームの試合にほとんど絡むことが出来ず悔しい思いをしていました。3年生になってからやっとスタメンで出れるようになり、ここから頑張ろうと意気込んでいました。しかし、2ヶ月ぐらい経つといきなり試合に出れなくなってしまいました。スタメンを外されるどころかベンチにすら入れない試合もありました。とても悔しかったですし正直自分に呆れていました。このような状況で心が折れそうにもなりましたが最終的にはスタメンとして試合に出ることができるようになり、多少はチームに貢献できました。

試合に出れていた時期と出れていない時期で何が違うのか、今思い出すとそれがはっきりとわかります。それは「意識」です。出れていない時期は、その環境を周りのせいにしがちでした。監督に不満を持ったり、練習中の自分のミスを人のせいにしたりしていました。自分に意識が向いてない上に、人のせいにすることによって自分の中で言い訳を作っていました。一方で、試合に出れるようになったのは、出れていないことや練習中のミスを自分のせいだと気付けるようになったからだと思います。このように自分に意識を向けることによって自ずと結果がついてくるのだと思います。
私が言う「意識」はもう一つあります。それは意識の高さのことです。ユース時代のチームメイトは色々な個性を持った選手がたくさんいました。一人一人自分の課題と向き合って自主練をしたり筋トレをしたりしていました。食事に気を使っている選手もいました。このような光景を見たときに自分の意識の低さを痛感しました。このまま低い意識で取り組んでいてもサッカーは上手くならないし結果もついてこないと思い、私も周りの人たちに負けないように一回一回の練習をとにかく全力でやりました。その姿を監督にアピールすることができたのが試合に出れるようになった一つのきっかけだと考えています。

ユース時代はこのようにしてなんとか試合に出れるようになりましたが、大学サッカーはそんなに甘くないことはわかっています。だからこそ、ユース時代の反省を生かして一年生の頃からとにかく一つ一つの練習を全力でやり、自分の課題と向き合えるように頑張ろうと思います。中央大学には意識の高い先輩や同世代の選手がたくさんいます。すでに中大サッカー部で良い刺激をたくさんもらっていますが、まだまだそこから学べることはたくさんあると思うので、自分の成長に繋げていきたいです。また、いつかは自分から周りに良い刺激を与えることのできる選手になりたいと思います。

長くなりましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。

  
2020/05/07 23:01
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