『雑草魂』/ 戸澤想人
『雑草魂』/ 戸澤想人
こんにちは。
右サイドでボールを持ったら誰も止められない。部活でもプライベートでも勢いが止まらない谷琉真からバトンをもらいました中田英寿高校(韮崎高校)出身の戸澤想人です。拙い文章ですが、読んでもらえたら光栄です。
ここ最近、悔しくて情けない負けが続いて、試合のたびに感じる不甲斐なさを感じてた。けれどその中で、自分自身としっかり向き合う時間が生まれた。
今日は、そのことについて書きたいと思う。
まずはじめに、その負けとはアイリーグの山梨学院戦(AWAY)と新人戦の専修大学戦(AWAY )だ。この2試合は青学サッカー部に入って、断トツで悔しかった。
この2試合を通して、自分の中で忘れかけてた「雑草魂」を思い出せた気がした。
私は中学時代、中学校の部活(中体連)に所属していた。
この話をするとみんなから驚かれるが、もちろん中体連の中では強かった方なんじゃないかなとは思っている。それもそのはず、練習はとてもキツかった。とにかく走った。試合に負けて、学校生活で怒られて、サッカーコートの縦を100本走らされることも珍しくはなかった。また、試合で軽いプレーをすると、すぐ交代され、スライディング100回の指令が下される。もうソックスなんか使い物にはならない。もはや足も痛くなくなってくる。そんな毎日だった。極めつきにはピンチキックという甲府東中学校伝統の守備練習があった。(これは秘伝のため内容は非公開とさせていただきます)
もう毎日がキツかった。
なぜこの話をしたのか。それは顧問の愚痴を言いたいとかでも、辛かった自慢をしたいとかでもない。この日々がとても楽しかった。毎日ボロボロになりながら仲間と切磋琢磨して、勝ちにこだわってやっていた。そのおかげで県チャンピオンや関東大会出場(コロナでなくなったが)を達成することができた。
今はどうだろう。辛いことには背を向け、練習試合で負けても平気な顔をしている。それでいいのだろうか。もちろん中学みたいなことをしたいと言ってるのではない。あの頃みたいな「雑草魂」を大学でも見せていくべきではないのだろうか。
私はプロになるつもりはない。だからサッカーを全力でできるのは後2年半くらいだろう。その期間後悔がないように、卒業した時本気で楽しかったと思えるように、この1日1日を全力で過ごしていきたい。
そして、現時点での目標である、新人戦全国出場とIリーグ昇格を目指して頑張りたい。
長くまとまりのない拙い文章になりましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。
さぁ次は2年のダークホース長澤広大君の登場です。1年近く一緒にいますが、まだ彼には多くの謎が残されています。あの左足のキックくらいキレのある文章が期待できるでしょう!広大よろしく!!
2025/07/23 17:00