『S・G・G・K』/ 平地巧汰
『S・G・G・K』/ 平地巧汰
こんにちは、経済学部4年平地巧汰です。
日頃より弊部へのご支援・ご協力いただきありがとうございます。
3回目にして最後のブログとなりカッコいいことを書こうと思いましたが、提出締切が近づいてきたので最近感じたことを書いてみました。
試しに読んでみてください。
"S・G・G・K"
これが何を表すのか、サッカー好きであるそこのあなたならわかると思う。
その通り、「キャプテン翼」の若林源三だ。
私は幼少期の頃から、父親の影響でサッカーに明け暮れる日々を過ごした。
中でも小学校時代はずーっと「キャプテン翼」と「イナズマイレブン」にどハマりし、美容院ではいつも翼くんカットか、岬くんカットをオーダーしていた。今となってはすごく困った客だったと思う。店長、すみません。
そんなことはさておき、若林源三はその「キャプテン翼」の中に出てくる、主人公・翼の最大のライバルGKだ。
ペナルティーエリア外からのシュートは絶対に決められないという、"Super Great Goal Keeper"の呼び声高い若林源三を見て私は、
どうやったら彼から点を取れるのだろうか。
そんなことをずっと考えていた。
気づけばサッカーはGKにこそ面白みがあると感じるようになり、中学校からはGKとして生きていくことを決めた。
これまでずっと、「好きなGKはオリバーカーンとブッフォンだ。」と豪語していたが、実際はそんなこともなく、若林くんに憧れていたなんて口が裂けても言えない。
そんなこんなでここまで続けてきたGKだが、
やっててよかったなと感じる事が2つある。
1つ目は終わりのないポジションである事だ。
常に受け身で、飛んできたシュートに対応するからこそ同じ局面は2度とない。どれだけ練習を重ねてもなかなか上手く行かないからこそ練習しがいがある。ましてやGKがゴールを決められなければ負けないのだから、失点ゼロで勝った時の達成感はこの上ない。
2つ目は他とは違うポジションだからこその仲間だ。
部内の同期は27人いるが、GKの同期は宮代選手(通称:パパ)しかいない。
部全体でもGKは8人のみ。
こんな少数だからこそ、毎日みんなと顔を合わせ、時にはゲラゲラ笑いながら切磋琢磨できたことが幸せで、なにより今ちょっと寂しい。
同期よりひと足先に出場した引退試合、応援部員の所ではなく身長170cmの私の後ろで、169という何か言いたげなバルーンを持って一緒にゴールを守ったことも忘れられない思い出だ。
学年・カテゴリー関係なく、私の大学生活を彩ってくれたこんなに素晴らしい仲間達に出会えたことを誇りに思う。
最後に、サッカーを通してこれまで関わってきた方々へ
私からサッカーを取ったら何も残らないと感じるくらい充実したサッカー人生を支えていただきありがとうございました。
何度も辞めようとしましたが、ここまで続けられたのは全ての方々のおかげです。
選手として若林くんになることはできませんでしたが、これからはGKの素晴らしさ、サッカーの素晴らしさを次の世代に伝え、大きな夢と希望を与えられるようなS・G・G・K・C(oach)になりたいと思います。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
2024/12/07 12:31