青山学院大学サッカー部オフィシャルサイト

『将来の原動力へ』/宮崎雅崇
『私は敗者である』


こんにちは。
青山学院大学経営学部経営学科4年の宮崎雅崇です。

同期の引退ブログも終盤を迎え、ついに自分の番になりました。
何を書くか悩みましたが、大学生活の終わりも近づいている今、私が感じていることを素直に書きたいと思います。最後まで読んでもらえたら幸いです。

まずは、自己紹介も兼ねて私の大学生活で行った主な活動を列挙してみようと思います。

・体育会サッカー部
GKとしてプレー
副主将
財務担当
スポンサー営業

・公認会計士試験

・大学のゼミ

・公認会計士・簿記の交流サークル設立

・公認会計士予備校のチューター

・ベンチャーキャピタル(VC)の長期インターン

・ロンドン短期留学(2023年2月〜)

このように大学生活を改めて振り返ってみると、とにかく忙しく、あっという間だったなと感じます。
特に、体育会サッカー部と公認会計士試験の両立はもう経験したくないほど大変でしたが、合格後もサッカー部のスポンサー営業や公認会計士サークルの設立、チューターやインターンなどで意外と忙しさは変わりませんでした。
同期からは「まさの1日は24時間じゃない」と言われることもありましたね。

このような大学生活を送ったことで、「意志さえあれば、時間は作れる」という事を身を持って知ることができました。
多少無理をしてもサッカーだけではなく多岐に渡る経験を積めた大学生活は、非常に充実していた時間だったなと感じています。


では、ここで冒頭の言葉に戻ります。

『私は敗者である』

これは大学サッカーを4年間やり切り、充実した大学生活を送ってもなお、素直に心の中にある感情です。

なぜ私は敗者であると感じるのだろうか。

まず、私が22年過ごしてきた人生の主軸は何かと問われれば、間違いなく「サッカー」です。これは様々な活動に取り組んだ大学生活の中でも、この優先順位が変わることはありませんでした。私はトップチームの試合で活躍するために大学サッカーに取り組みました。

では、結果はどうだったか。

私が4年間でトップチームの試合に出場できたのは、たったの2試合。どちらも3失点以上した敗戦です。自分の実力不足を思い知らされた2試合でした。
当然ですが、もらったチャンスを活かせなかった私は、この2試合以外でトップチームの公式戦に出場することはありませんでした。

つまり、トップチームで活躍するという目標を叶えられず、引退を迎えたのです。
これは私の中で、大学サッカー人生の敗者であることを意味します。
もっと言えば、プロサッカー選手になる事を諦めた時点でサッカー人生における敗者だったのかもしれません。

ネガティブな事を書いているなと感じるかもしれませんが、私はサッカーに対して未練があるわけではありません。自分にとっての全力を出して17年間やり切りました。それに、サッカーがなければ今の自分はいないですし、こんなに長くサッカーを続けられたことに感謝しています。

それにも関わらず、今回あえて『敗者』という言葉を使うのは、22年間の人生の主軸であったサッカーに強いこだわりを持っているからです。
冒頭で書いた様々な活動を褒めてもらえる機会が多くあり、それによって得られる充実感もありましたが、私の一番の目標であるサッカーに焦点を当てれば、それらは全てまやかしでしかありません。この事をきちんと認識してから社会に出たいと思っています。
だからこそ、卒業後もサッカーを続ける選手やトップチームで活躍していた選手、特に同じGKである海斗や千綿は心の底から尊敬する存在です。(同期GKについても書きたいけど、長くなりすぎるので別の機会にします)


そんな私の大学サッカー人生でしたが、一つだけ誇れることがあります。

それは「同期全員の引退試合に関わり、全カテゴリーの引退試合を勝利で終えたこと」です。

トップチームは6連勝による奇跡の逆転残留、サテライトAは崖っぷちの残留争いを2連勝して残留を決め、サテライトBは同期や後輩が涙するほど感動的な試合をすることができました。この全試合で一緒にユニフォームを着て喜び合えたことは、私の誇りです。

今シーズンは様々なカテゴリーの試合に急遽出場することも多かったですが、自分が試合に出ることを喜んでくれる選手がいたことは本当に嬉しかったです。
特に、同期から「引退試合に出て欲しい」と言ってもらえたこと、この言葉でこれまでのサッカー人生が報われた気がしました。
自分を必要としてくれて、受け入れてくれて本当にありがとうございました。


長くなってしまいましたが、最後に私の好きな言葉を書いておこうと思います。

「今その時を全力で」

これは小学生の頃のコーチが使っていた言葉であり、私の価値観に大きな影響を与えた言葉です。
この言葉を胸に、大学サッカー人生の敗者であることも今後の人生における原動力として、目の前のことに全力で取り組み続けたいと思います。
今後の活躍を見守っていただけると嬉しいです。


改めて、この代で青学サッカー部に入部できて本当に良かったです。

4年間ありがとうございました!

  
2022/12/14 14:50
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