青山学院大学サッカー部オフィシャルサイト

『紡ぐ』/宇治川立樹

平素より大変お世話になっております。青山学院大学体育会サッカー部地球社会共生学部学科4年の宇治川立樹です。TikTokの新入生紹介(今では若干の後悔)で少しバズってから早4年経過し、時の流れの速さをしみじみと感じています。現1年生からしたらこの先輩誰だよって感じでしょうが、現在私は部活を休部し、異例のラストイヤーをカナダで過ごしています。ちなみに4年生という何もかもがラストの年に休学、休部をしたことに一切の後悔はありません。青学サッカー部本当に変人しかいないなー(特に同期)、まともなの片手で数えられるくらいだなと思っていましたが、この4年間で2度も留学をし、1年半席を空けていたことを鑑みると真面目くんという殻を破り、いい意味で変人へとキャラ変したなと思います。こんなところでつまらない自己紹介は終わりとして、本題の方に入ろうと思います。先日NY旅行で偶然田口晴貴とであった際、ニューヨークに来てまでもブログに追われ、時差ボケにもやられて、もっと計画的にやれよーとか思っていましたが、案の定期日ギリギリでの執筆になっています。正直綴りたい内容が多すぎるあまり拙く、日本語が下手になってしまい、読みにくい文章かもしれませんが、是非自分の4年間の軌跡をたどっていただけたら幸いです。東京ヴェルディ(紀人君:23年卒)と駒澤(雅君:23年卒)の異色でクレイジーなDNAを受け継いだ者として精一杯職務を全うさせていただきます。

Dear international friends, how are you guys? If someone wants to know what I write down here, just lemme know, and we can have some profound and productive conversations! Hope everyone is interested in this blog, not only my English diary.

緑ヶ丘に雪が積もる中、新入生としての活動が始まった。ユースをはじめ、名だたる高校から来た選手が同期に多く、正直肩身が狭かったのを覚えている。初日から雪空の下でフィジカルを伴う地獄の走り込みがあり、その後も数日間は大学生としての体づくりの一環としてフィジカルとランが続いた。ランは全くしんどくなかったが、フィジカルがあまりにきつくて気が遠くなりそうになりながら、抜けない筋肉痛を抱えて過ごす日々だった。
みんながしんどそうにこなしているラントレも余裕を持ってこなしていた新入生時代、総監督と厚さんに言われた
「お前、〇〇のところの宇治川か。じゃあ〇〇って呼んでやろうか。」
というおふざけ半分の言葉を今でも覚えている。
正直、サッカーを体系的に教わってきたわけではなかったから、大学サッカーのレベルについていけるか自信はなかった。しかし運よく一年生はサテAとして活動することになった。周りの同期はJ下部や強豪校出身ばかりで、みんなが徐々にIリーグデビューを果たしていく中、自分はベンチ、ベンチ外の日々。実力不足に加え、ボランチは競争率が高かったため、約2ヶ月間は同期の活躍をただ見届けるだけの日々だった。
その期間中、チームのやりたいことやサッカーの共通理解を深めるために、映像を何度も何度も見返した。ただコピーをするだけではダメだと考え、自分らしさを発揮しつつチームのためにできることを探し続けた。その結果、努力がようやく実を結び、同期の中で最後のIリーグデビューを飾ることができた。
そこから、直接コーナーで久しぶりの勝ち点3をもたらした試合、39度近い熱とコロナでのスタメン出場、45分で交代した試合など、色々な出来事があったが、夏場からは出場機会にも恵まれた。武田とりくとくん(25卒)が大好きな“腕まくり脇濡らしスタイル”で、未熟ながらも3日連続公式戦というクレイジースケジュールを全試合出場し、チームの1部残留に陰ながら貢献した。
代替わりのタイミングで調子が良かったため、トップチームに上がれると勝手に思い込んでいた。しかし現実はサテライトスタート。一緒にサテAで活動していた選手は全員昇格し、自分だけ取り残されたような感覚で、悔しさと焦りだけが募った。それでも御殿場合宿のカテゴリー分け試合では、トップを喰うことだけを目標に臨み、運も味方し、合宿中にトップ昇格を果たした。
ようやく大学サッカー最大の目標である「関東大学サッカーリーグ出場」に一歩近づいたと思った。しかし現実は甘くはなかった。威圧感に負け、トップの高い要求についていけず、ミスを恐れて無難なプレーばかり選択していた。Aサブとしてフル出場した試合以降は、自分の良さを何ひとつ出せていなかった。
さらに、両足の筋肉の部分断裂や踵の怪我を負い、逃げるように怪我人生活に入り、気づけばサテAに降格していた。
この年は学部の交換留学が夏以降に控えていたため、心のどこかで“プレーできなくてもいいや”と諦めかけている自分がいた。直さんも、一年生・トップでの活動を経て成長した自分に期待してくれていたはずなのに、それに応えられない自分が悔しかった。
夏の遠征では、留学がある自分は構想外となり、サテBの合宿に参加した。そこで出会ったのが My boss、ゆうとさん。自分の面倒を丁寧に見てくれ、ストロングもウィークも瞬時に見抜き、背中を押し続けてくれた。ずっと起用してもらったからには結果で応えたいという気持ちが強くなり、消えかけていたサッカーへの熱が再び戻っていくのを感じた。
充実した遠征を経て、半年のマレーシア留学に伴う休部期間が始まる。夢のようなマレーシア生活の中でも、サッカー部のことは常に気になっていた。チームが神田トレをやれば、自分もスコールの中でクーパー走やインターバルをやり、190cm近い選手がゴロゴロいるフットサルに参加し、球際とフィジカルの強度を身に染みて感じた。
「やっぱり自分はサッカーが好きなんだな」と安心する気持ちもあった一方で、それ以上に「海外での生活」「英語を話す自分」が好きだった。
“サッカーを辞めて留学を選ぶ怖さ”
“同期とラストイヤーを共に過ごせない寂しさ”
など、色々な感情や葛藤があった。
しかし留学を終えて部活に復帰した頃には、もう心は決まっていた。
「今年でサッカーを引退して、ラストイヤーは海外に行く」と。
3年生はサテBスタート。怪我人や新入生を含め、個性と魅力に溢れる選手ばかりで、大学サッカーの中で一番楽しい期間だった。担当スタッフのゆうとさんにゲームキャプテンを任せてもらったこともあり、プレーでも声でも、3年生という肩書きを捨ててチームを引っ張ることに喜びを感じていた。
“誰かに頼られるのが好きな自分” にとって、この経験は人生の中でも忘れられないものになった。4年生に対して生意気なことを言っていたかもしれないが、それはチームが大好きで、勝利にこだわっていたからこそ全力で向き合えていた証拠だ。
特に同期の徳さん、乃愛、しんあとの3銃士(ホットライン)+獣の絆で高め合えた環境はかけがえのないものだった。
夏からサテAでの活動が始まったが、3回目の脳震盪、グロインペイン、足首の靱帯の怪我など、全力でサッカーするには痛み止めが欠かせず、常にブレーキがかかった状態でプレーしていた。結果としてチームは2部降格。東海戦でも何も貢献できず、大好きな先輩たちを良い形で送り出せなかった後悔に、涙が止まらなかった。
身体は限界だったが、相模原カップを最後に競技人生を締めくくろうと決意した。スタッフがMy bossで、メンバーもユニークで、例年は予選で終わる大会だったらしいが、今年は決勝進出。ギオンスタジアムの天然芝での法政戦が、自分のサッカー人生ラストの試合となった。
2日連続の試合で身体は壊れかけていたが、痛み止めを飲みながら、擦り切れそうになりながらもピッチを走り続けた。正直、決勝前半の途中でほとんど全身が攣っていたが、少しでも長くピッチに立ちたい気持ち、チームの勝利と優勝への執念が、足を前に進ませた。
試合には負けたが、あの1点の形に関与できたことは、自分のサッカーの集大成だった気がする。途中交代でピッチを後にし、ベンチに戻った瞬間、
「ああ、本当にサッカー生活が終わったんだ。」
という実感が胸を締めつけ、涙が勝手に溢れた。
スタッフ・選手全員から「本当にお疲れ様」と言ってもらえた時、今までの努力が無駄ではなかったと心から感じた。自分のプレーや生き方を見てくれている人がいることが、何より嬉しかった。

1月からカナダでの留学生活がスタートし、毎日が刺激的で、夢のような日々を過ごしている。
日本は組織、チームワーク、思いやりを重視する文化だが、こちらは“個でどれだけ戦えるか”。自己主張をしなければ誰も相手にしてくれないし、日本のような綺麗事は通用しない。ただ成果主義な分、能力があれば道が切り拓ける。
そのチャレンジ精神、スリル、そして“新しい自分に出会える感覚”は何にも変えられない。
国境を越えて自分が認められ、かけがえのない仲間と出会えている環境に身を置けていること。あの時、勇気と覚悟を持って決断した自分を今は心から褒めたい。
このブログを読んでくれている人には、
「コンフォートゾーンから飛び出す大切さ」
を感じてほしい。
選択が正解でも失敗でも、“やらない後悔”より“やる勇気”。
それを持てる人間が最終的には成功すると、今の自分は確信している。
夢や目標があるなら、道のりが長くても、成果だけを急ぎすぎず、まず“逃げずにやってみる”。もうこの先の人生で “あの時こうしていれば…” という後悔だけは絶対にしたくない。
それが自分にとっては“海外での生活=留学”だっただけで、人それぞれ価値観や尺度は違う。だからこそ、自分の人生を振り返って、心に正直に選択してほしい。
自分はこれからの人生も、常識に縛られず、思いに正直に、一つ一つの選択をしていく。それが遠回りでも成功でも、いつどこに転がっているかわからないチャンスを逃したくないから。

同期へ
1年半も留学していた自分を迎え入れ、送り出してくれて本当にありがとう。キャラが濃すぎて収拾がつかないことも多かったけど、グラウンドで中身のない話をしていた時間、運営のために前泊してどんちゃん騒ぎした日、ご飯に行ってお互いに本音を吐き出した日、ミーティングでふざけながらも組織のために意見をぶつけ合った日、玉井に川で殺されかけ本気で死を覚悟した日——思い返せばキリがない。
日本との時差があっても、同期の試合はなるべくライブ配信で見ていた。同期は組織をより良くしようと色々な新しい取り組みを始め、サッカー外の活動にも力を入れていて、本当に刺激を受けた。
一年生の頃は寝坊・遅刻・忘れ物・規則が守れない“組織の緩さ”に戸惑うこともあったが、そこから組織が“舞進”していく軌跡をリアルに見られたことは一生忘れない。望むような結果にはならなかったけれど、同期が悪戦苦闘しながらも突破口を探す姿が、自分の留学生活にどれだけ影響を与えてくれたことか。本当に感謝しかない。
大知へ
中学から変わらず生意気だけど憎めない。慕ってくれている感じがあって嬉しかった。もっと我を出して、ラストイヤーこそ報われてほしい。大知なら絶対できる。
滝へ
ジュニアユースの頃に1年近く一緒にやっていたし、唯一舐められる先輩だったと思うけど、中学から比べて本当に成長した。サテB時代は何度も助けられた。ラストイヤー、飛躍してくれ。
笠間へ
タイ留学で得た経験は絶対に人生の財産になっている。サッカーに直結しなくても無駄になることはないはず。これからも楽しんで。
礒部さんへ
財務を任せっきりで本当に1年間お疲れ様。心強かったし、本当に助かった。日本に帰ったら埋め合わせします。サッカーも期待してます。
ゆうとさんへ
ゆうとさんは hands down the best coach I’ve ever met.
ゆうとさんに出会っていなかったら、自分はきっとどこかで潰れていた。不貞腐れて、色々なチャンスを無駄にしていたと思う。サッカーだけじゃなく人生の話もたくさんしていただき、過ごした時間はかけがえのないものになった。本当にありがとうございます。
家族へ
家族への想いはまた別の場で綴るつもりなので簡略にしますが、20年間、サッカー中心の生活を送らせてくれた絶え間ないサポートに心から感謝しています。
最近、自分の人生を振り返ることが増えた。そのたびに、「家族の支えがあってこその今の自分だ」と気づき、その度にこっそり泣いてしまいます。やりたいことをとことんやらせてくれる環境、選択を後押ししてくれる家族が大好きです。
毎朝4時過ぎに起きて送迎してくれ、朝ご飯を作ってくれた母の鉄人ぶりには、どれほど感謝してもしきれません。絶対に将来、家族をハワイに連れていくという目標をまずは達成します。
2025/12/31 16:07
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