『自分を変える勇気』/ 髙須亮司
『自分を変える勇気』/ 髙須亮司
こんにちは!
男子校、國學院久我山仕込みの面白さを兼ね備えるドリブラー。笑いのテンポ以上に速いシザースを繰り出す高井くんからバトンを受け取りました2年の高須亮司です。
僕は彼のシザースと人を煽る時のよく分からないダンスと顔が大好きです。
高井くんの紹介にあった僕の情弱は主に同期の谷琉真(桐蔭学園)が原因です。恋愛について聞いても教えてくれないくせに彼のBeRealの反応にはいつもキラキラした女の子のネイルが写っています。
理工学部の僕ですが現在、アルバイトでは中学生に国語を教えています。国語の先生と言えるほどの文章はおそらく書けません…。拙い文章ではあると思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
サッカー部に所属して約1年。気がつけば後輩ができ、リーグ戦の前期が終わろうとしています。
今の生活の中心にあるサッカー。こんなにも情熱を注ぎ込める物事は今後一生ないのだろうなと、近頃ふと感じることが多々あります。
心の灯火が消えることのない、情熱に溢れた毎日を過ごさせて頂いていますが、サッカーにおいて悩みが尽きたことは当然ありません。
青学のサッカー部員に「現状の自分に満足しているか」と問いを投げかけたら誰1人として「満足している」と答える人はいないと思います。
誰しもが、今の自分を変えたいと思っているはずです。例に漏れず僕もそのうちの1人です。
しかし、最近読んだ本に出てきた「可能性の中に生きていたいだけ」という言葉にその揺るぎないと思っていた欲望を刺激されました。
やはりサッカーに限らず、現状を変えようと努力してもそう簡単に上手くはいきません。自分の中の弱さがたくさんの言い訳を作り出します。
時間さえあれば、お金さえあれば、と。
サッカーをする上でも上手くいかない時期は誰しも言い訳が出てくるものです。
ですが言い訳は自分が変えるべき課題を明確にしてくれる一方で、これらは未だ不確定な将来に対して「自分の可能性を残しておきたい」という気持ちの裏付けになってしまっているのではと考えるようになりました。
すなわち、自分はやればできるんだという可能性を残して、”その希望の中で生きているのが心地よい”と無意識の中で感じてしまっているんですね。
変えることによる「不安」と変わらないことで付きまとう「不満」を天秤にかけた時、心のどこかで後者を選び続けてきた自分がいるのだなと感じます。
なんだか難しくなってきましたが、この状況を変えるために僕が心がけていることについて話したいと思います!
それは、変える決断について自問自答を繰り返すことです。本当に変わりたいと思っているのか、なぜ変わりたいのか、変わることによって何が怖いのか、こんなことを自分に聞いていくうちに、変化を受け入れるための覚悟が知らず知らずのうちに段々と形成されていきます。もしかすると、疑いようがないほどの変わりたいという気持ちでもただの衝動的な欲求であって本心では現状のままでいたいと思っていることに気づくかもしれません。
サッカー関係に限らず何か今の自分を変えることは大きな勇気を伴います。その結果、自分の本当の実力や現実を突きつけられ、言い訳が現実逃避の道具になっていたことに気づくかもしれませんが、その時の自分は前の自分より深みの増した人間になれていると信じています。
同期の上原くん(藤枝東)は最近「引っ越したい!」という欲求を口を縦に開いて叫んでいますが、初期費用が32万もかかる新居の内見マニアになっているだけだと気づいて欲しいものです。
脱線しましたが、今後僕が「可能性」という名のぬるま湯に甘えないよう自分への戒めとしてここにこのブログを残したいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次は、個人的に一番ツボな言動を日々繰り出す青学1熱い男の田口裕真(2年/岡山学芸館)です。青学サッカー部TikTokの脚本家田口は日々バズりを生み出そうと必死です。
高校2年生で高校サッカーの頂点にたった彼のブログは個人的にも楽しみです。
彼のブログに乞うご期待ください。
2025/07/09 19:31