『思ったこと』/ 佐藤星南
『思ったこと』/ 佐藤星南
座間高校出身、理工学部経営システム工学科まだ3年の佐藤星南です。
同期が社会人へと旅立っていく中、留年の瀬戸際を彷徨っています。サッカー部の奴らがいない大学生活は相当つまらないでしょう。人生で唯一の後悔は理系を選んだことです。よろしくお願いします。
とうとう自分にも引退が来ました。
中学、高校とサッカーを辞めていく人たちがいる中、気づいたら自分は大学までサッカーをやっていました。ただのサッカー小僧なんだと思います。毎朝4時45分に起きて外がまだ暗い中練習に行くのはめんどくさくて何回か仮病を使ったりもしたけど、いざ練習が始まればやっぱり楽しいなってつくづく思います。
そして、毎日のようにグラウンドに行って仲間とサッカーをする日々に終わりが来ました。ただただ寂しいなって毎日思います。あの、当たり前な日々が本当に幸せだったなと今になって実感して来ました。
振り返ってみると留学とか怪我で青学でサッカーしたのは合計1年くらいしかしてないですね。
右肘が壊れた時、人生で1番悔しくて涙が止まらなかったことを今でも昨日のことのように思い出します。医者からは全治1年で手術と言われ、青学でサッカーはもうできない、どうすることもできないどこに当てればいいのかもわからない気持ちで毎日が辛かった。
仲間が活躍するとこを見るたびに悔しく、笑顔でサッカーしてるとこを見るたびに心が痛くなりました。
ただ、そんなふうに試合見ても何も変わらないし、ただの自己中だなって気づいた時に、もうやっちまったことはしゃーないって割り切って全力で応援しようって決めてから、一気に心が晴れてチームが点を決めたり勝つと自分のことのように嬉しいと思えてきた。この怪我でも少なからず成長できたとこはあったのかなと思う。
総じて正直全然やりきれなかったし、満足できていません。
自分はまだまだ上に行けるって思っていた分、本気でやっていた分めちゃくちゃ悔しい気持ちが多いいです。
この悔しさは一生消えないでしょう!
けどやっちまったことをいつまでもクヨクヨしてもしゃーないので切り替えてこれからは、サーファーとして生きていこうと思います。
ワンチャン、フィジークも出ようかなと考えております。
そしていつかまた、サッカーでブイブイ言わせます。どこでも何歳でも。
ほんとに怪我ばっかで、苦しいことが多かったけど、おかげでメンタルだけは鋼になったと思います。
16年間サッカーをやってきて、たくさんの最高の友達を作れて、最高の思い出ができて、勝った時、点を決めた時のあの高揚感、全部が最高でした。
引退して長いサッカー人生が終わります。
こんな最高なスポーツに出会えてよかったです。サッカー大好きです。ありがとう!
同期
同期のみんなはほんとに人間力が高くて尊敬してます。
いいやつばっかで優しいしおもろいし最高の友達やなって思います。
日曜に奴らと飲む酒は誰と飲む酒よりもうまくて最高でした。いろんな珍事件があって一生の思い出です。
直近で言うと大魔神誕生ですね笑
そしてフィジカル会での初代井上をはじめとした歴代ドブネズミの皆さんお勤めご苦労様でした。
これから飲み会が減ってくってなるとめっちゃ寂しいけどクソジジイになっても同じようにバカやりましょう。
そして、40歳くらいにヨシとバイトの井上で海辺でバー開くんでみんなの家族と子供を連れて集まりましょう。
まだサッカー続ける人たちは頑張ってください!
心の底から応援してます。
最後に怪我してサッカーができなくなって、改めて今まで不自由なくサッカーができてたことに感謝できます。逆にこれまで健康にサッカーできたことは幸せ者でした。
お母さん健康な体で産んでくれてありがとう!
お父さん陰で一番応援してくれてありがとう!
そして俺のサッカー人生を支えてくれた全ての人に感謝します。
ありがとうございました。
完
2024/12/01 11:43