『武蔵坊弁慶』/ 田村侑大
『武蔵坊弁慶』/ 田村侑大
こんにちは、経済学部4年の田村侑大です。
10月15日、時刻は22:57、提出期限まで残り1時間と3分という危機的状況です。
罰金を回避するためにも、いや読んでくださる方々のためにも全神経注いで書かせていただきます。
引退ブログ?まだ、引退してないぞ!と思いながら、何を書けばいいのかわからないため、漠然と大学サッカーを振り返ろうと思います。自分は同期よりも3ヶ月ほど遅く入部しました。その理由は、高校で決別したサッカーを諦められなかったからです。しかし、自分の思い描いていた大学サッカーとは異なり、怪我で思い通りにいかない日々に嫌気が指すようになりました。
そんな順風満帆とはいかなかった大学サッカー生活も残り一年、即ちサッカー人生の最後の一年でもある今シーズン、出来るだけ多くの試合に絡み、青山学院大学サッカー部にまた後輩たちに何か一つでも残したいと思い今シーズンを迎えました。しかし、その期待通りにはいかず、5月には病を患い手術が必要となり2ヶ月の離脱、そこからリハビリ期間を経て迎えた公式戦の復帰戦で相手の上から落下し、手首の複雑骨折のため再度手術が必要となり、3ヶ月の離脱。1年間のうち手術やリハビリ期間を合わせると5ヶ月以上も費やしてしまいました。1度目の手術の際は、まだ、半年以上残っていると思いリハビリにも全力に取り組み、復帰戦を迎えることができました。しかし、6月の下旬の復帰戦で骨折をし、医者からは全治4〜6ヶ月と診断されてしまった際には、絶望感しかありませんでした。それでも、同期や後輩、コーチ陣そして両親のサポートのおかげで挫けることなく、3ヶ月で復帰し、残りの試合を皆と戦えるところまで戻ることができました。
今でも入院中に同期や後輩が連絡や電話をしてくれて励ましてくれたのを覚えています。
面と向かっては言えないので、ここで言わせてください。
本当にありがとう。
そして、中村祐人監督にも感謝したいです。シーズン中に2度の手術を経験したにも関わらず、常に気をかけてくださり、ゆうとさんのアツい言葉のおかげで少しでも早く復帰したいと思うことができました。1年間楽しくサッカーすることができました。
本当にありがとうございました。
自分の思い描いていた大学サッカーではないかもしれませんでしたが、ここまでサッカーを続けることができたのは自分自身がサッカーをこよなく愛していたからだと思います。また、サッカーを通じて出会うことのできた最高にバカで、面白い同期、4年生がどこのご飯屋さんに行くか常にアンテナを張ってついてくる後輩たち、そんな素晴らしい仲間に恵まれたから、さまざまな困難を乗り越えることができたと思います。
4年生後期残り20単位と卒業に向けて高く、大きい壁がありますが、それを乗り越え新たなステージでも頑張っていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
2024/12/04 11:26