『合コンは始まる前が一番楽しい』/ 山田咲助
『合コンは始まる前が一番楽しい』/ 山田咲助
中高大とずっと同じチームにいる山崎エイタからバトンをトスされました。中高と彼の青春は黒色でしたが、ついに彼に彼女ができ、白にひっくり返すことができたようなので皆さん直接話を聞いてあげてください。
どうも皆さんこんにちは。
社会情報学部3年の山田サスケです。
気がつけば3年生になり、とうとう大学生活の折り返し地点を越えてしまいました。同じ学部に入学したはずの小高ダイチ、和田コウセイ、萩原アヤカが揃って社会人間学部に転部したことに寂しさを覚える今日この頃です。
今回のブログでは何を書こうか迷いましたが、ちょうど良いのがありました。3月に行った豪州への国外逃亡についてです。同期にもあんまりことの詳細を言ってなかったのでいい機会だと思って綴ってみます。
きっかけ、印象に残ったこと、学んだこと、という感じで3つに別けてまとめながらこねていきます。
•きっかけ
昨年の20歳の誕生日から、卒業後の進路について考える時間が増えました。今まで私は日本という素晴らしい国で健やかに育ってきました。幸い、出会いに恵まれ、何不自由なく過ごしてきました。しかし、私がこれまで蓄えてきた知見は日本的なものだけでした。別に特段困ることはないかもしれないが、私は将来海外を渡り歩いて日本と海外の文化や価値観を繋げ、人種や国籍にとらわれず、みなを地球人という枠組みにして一致団結させられるような人になりたいです。そのためには、今の自分を日本の外に出たところで現地の人と比較しながら客観視したいと強く思うようになりました。日本での生活だったり、価値観だったり、固定観念だったりをアップデートして、将来の自分に繋げたいと思いました。んじゃ手っ取り早いのは日本を脱出することだという結論に至ったのです。
•印象に残っていること
3つあります。
①父の大親友の紹介でJo&Takaさん夫婦の家に約1ヶ月ホームステイしました。お二人はトライアスロンをしており、レースに出場したり、自転車で世界を回ったりと、とてもアクティブな方々でした。朝5時から走ったり、泳いだり、漕いだりと私もついて行きました。走りと漕ぎはある程度ついていくことができたが、泳ぎは専らだめでした。正直、日本にいるよりも全然ハードでした...
帰国3日前、15kmのレースがあったので人生初のレースに出場しました。記録は1時間3分とまぁ平均的な記録でした。ラストスパートをもうちょい早くかけておけばよかったと振り返ります。お二人に北海道から沖縄まで走りなさいという課題を与えられたので、卒業前に計画してみようかと思います。一緒にやりたい人がいたらぜひ。
②私が行った3月はオーストラリア史上もっとも雨が降った3月といわれるほど、雨が降りまくっていました。飛行機で入国するさい、サイクロンが町を襲っている影響で他の飛行場で待機したので、2時間ほど到着が遅れました。ハプニングを望んでいたのでちょびっと嬉しかったです。話を傘にもって行きますね。そんな、雨の日が多かったオーストラリアですが、面倒だからと多くの人は傘を持たず、ずぶ濡れになっていました。しかも、傘を持っているのにも関わらずそれを使わずにずぶ濡れになっている人もいました。これに関しては頭をどうひねっても理解できませんでした。笑
③オーストラリアは車社会ですが、それと同じように自転車もお盛んです。電車にも自転車を乗っけることができます。私はチャリを使って2つの旅しました。1個目がマウントクーサ。道を間違えて舗装されていないトレッキングコースに来てしまい、元の道に戻ろうかとも考えましたが、坂が半端なかったので諦め、チャリを担いで山登りしました。高さでいうと高尾山ぐらいのイメージです。最後のスパートは普通に登るのも難しい道でしたが、何とかチャリと共に登りきりました。山道からチャリ持ったやつが出てきたら誰でも驚きます。じろじろと見られたのが恥ずかしかったです。2個目はノースストラドブローク島。電車で1時間半、フェリーで30分、チャリで1時間(25km)という道のりでした。チャリでの道のりは自然との格闘でした。道の周りには森しかなく、車もたまにしか来ません。坂もたくさんで、かなり大変でした。しかし、ルックアウトポイントにつき、そこで見た海岸線はこれまでみた景色の中で一番でした。
•学んだこと
「Do nothing 」と「何をやりたいのか」
約1ヶ月のホームステイと大学見学では言語の面ではあんまり成長はなかったですが、価値観は大きく変わりました。向こうで私が出会った人たちは、自分を大切にしているなということが伝わってきました。自分のやりたいこと、趣味、これらを犠牲にしてまで自分を追い込まない。Do nothingを設ける。これまでの自分は何かしていないと気がすまず、効率についてばかり考えてきました。そのために自分の好きなことややりたいことを犠牲にしてきた節がありました。これからは自分を大切に可愛がりながら、力まず、時にはDo nothing な時間を作り、将来に向けて突っ走っていきたいです。
こんな感じでこねてみたのですが、いかがだったでしょうか。
"ん?タイトルと全然内容ちがくね?"っと思った方はもう少しお付き合いください。
この国外逃亡は事前準備の段階であんなことやこんなことを想像している瞬間が一番楽しく、始まってしまえば"あっ"という間に終わってしまいました。これは他のことにもいえるのではないでしょうか。例えばご飯を食べる前、女の子とデートをする前、ガチャガチャを引く前、サッカーの試合前、どれもこれも始まる前が一番楽しく思え、いざ始まってしまうと"あっ"という間に終わってしまいます。うまくいったときは余韻に浸り、うまく行かなかったときは始まる前に"楽しみ!"と思っていた自分がバカらしく思えてきます。また、案外たいしたことなかったなんてこともあります。
何を言いたいのかというと、
起きてもないことを考えすぎるのはよくない。ということです。
長くてまとまりがない文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
あ、ちなみに合コンのことなら東館ヒロト君に言えばいつでもセッティングしてくれるみたいですよ。
さぁ次は"山本翔大"こと、運動量豊富なやましょーです。コリン星から来た彼女とは末長い幸せな関係を築いているそうです。堅実なブログを書いてくれるでしょう。
2025/06/17 14:30