『規律』/ 木村匠汰
『規律』/ 木村匠汰
小高大知からバトンをもらいました、木村匠汰です。
大知のブログ、読んでいてすごく共感できる部分がありました。特に今、自分も同じように思い通りにいかない時期を過ごしていて、そんな中で「やり続ける」という言葉にとても勇気をもらいました。
苦しい時も明るく前向きに取り組むその姿勢に、自分も励まされています。
そんな熱い想いを受け取って、自分も熱い文章を書きたいところなんですが…
頭の回転があまりよろしくないので(笑)、拙い文章になってしまっているかもしれません。
でも、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
さて、そんな自分が今回のテーマに選んだのは「規律」という言葉です。
これは、自分がサッカーを続けてきた中で一番大切だと実感している価値観であり、どんな時でも自分を支えてくれる軸のようなものです。
今回は、その「規律」という言葉に込めた思いや、そこから学んだことについて書いてみたいと思います。
自分が一番好きな言葉は「規律」。
そして、サッカーを続けてきて、一番大切だと実感しているのも、この「規律」です。
その価値は、試合中だけじゃなくて、むしろ私生活の中にあると感じています。
モチベーションがある時だけ頑張る選手は、どうしても波がある。
気分が乗っている時はいい。
でも、ちょっと気持ちが沈んだときに、その人の本質が出るし、すべてが崩れることもある。
サッカー人生の中で、ずっと絶好調な選手なんていない。誰にでもメンタルが落ちる日がくる。
だからこそ、自分は「規律」で動ける強い選手でいたい。
たとえ結果が出ていなくても、信念を持って毎日取り組める人間でいたい。
…そう思いながらも、正直、今の自分にはまだまだ規律が足りていないとも感じています。
大学のトップレベルで活躍している選手や、一流のプロ選手たちは、モチベーションではなく、「規律」で動いていると感じます。
「やる気があるからやる」じゃない。「やると決めたからやる」。
その積み重ねが、確実に結果につながっていく。自分もそう信じています。
規律ある生活をしていれば、朝起きる時間、食事、トレーニング、勉強…日々の生活すべてが整ってくる。
そうすれば、時間を無駄にせず、自分のコンディションを安定させることができる。
何より、気分に流されず、自分をしっかりコントロールできるようになる。
正直、毎日ジムで筋トレしたいと思うわけじゃない。
でも、それでもやらなきゃいけない。勝ちたいから。
女の子と遊びたい時だってある。
でも、今の自分にとっては、勝つための準備に時間を使いたいと思っている。
毎日好きなものを食べたい気持ちもあるけど、コンディションを保つために、食事も妥協はできない。
とはいえ、リフレッシュも大切。
そのバランスは、自分なりにちゃんと取れているつもりです。
自分はまだ学生ですが、サッカーを通して学べることは本当に多い。
その中でも「規律」は、これから社会に出ても、人生を通して必要になる力だと強く思っています。
これからも、自分は「モチベーション」じゃなく「規律」で動ける選手でいたい。
それが、自分自身を強くする一番の近道だと、信じているから。
少し精神論っぽくなってしまいましたが、大学サッカーの3年間を通して、自分にとって精神面の重要性がどれほど大きいかに気づくことができました。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
次回のブログは、小峰亮太くんにバトンを渡します。年々“馬化”が進行し、ついに“馬力”を手に入れようとしているという噂の彼。でも、その雰囲気や優しさはまるで大人そのもの。話していると、自分がまだまだ子供に見えてしまうくらい、器の大きさを感じる存在です。
そんな彼がどんな言葉を綴ってくれるのか、私自身も楽しみにしています。どうぞお楽しみに!
2025/05/07 17:12