『柑橘の青春』/中島英未理
『柑橘の青春』/中島英未理
中澤からバトンを受け取りました、共愛学園高校出身、法学部ヒューマンライツ学科1年の中島英未理です。サッカー部では、専任学連という役職を務めさせていただいています。初blogで拙い文章となりますが、本日は、なぜサッカー部を、専任学連という役職を選んだのか、という点に関してお話させていただこうと思います。
まず、私は高校3年生までサッカーに全く興味がありませんでした。昨年度開催された第103回高校サッカー選手権大会、その後に103回大会全国王者となる前橋育英と群馬県予選決勝で私の母校が戦いました。当時、サッカーのルールも何もかも知らなかった私は、顔見知りの選手も多く出場するため、友人に誘われ、なんとなく観戦に行きました。サッカーを開始から終了まで90分間、延長戦も含めて約2時間観たのは人生でその試合が初めてでした。すると、私はそこで一気にサッカーの魅力に取り憑かれました。複雑な戦略や高技術、選手同士の連携等が複雑に絡み合い、常に新しい展開が生まれ、その予測できないドラマ性にとても惹き付けられました。そこからは、選手権を中継で観たり、予定の合う日は現地まで2〜3時間かけて観戦に行ったりとどんどんサッカーの虜になっていきました。思い返せば、その中で、大学ではサッカーに何らかのかたちで関わりたいという気持ちが徐々に芽生えつつあった気がします。
とはいえ、私の所属するヒューマンライツ学科は1年次は必修科目が殆どを占め、前期のほとんど毎日が一限という学科であったことに加えて、サッカー部の活動する緑ヶ丘グラウンドからは離れた青山キャンパスでした。恥ずかしながら、私はあまり体力があると言える方ではないので、マネージャーは無理かと諦めかけていたところ、専任学連という役職をSNSを通じて知りました。高校時代からイベント運営等に携わっていた私にとって、とても魅力的な仕事に感じ、専任学連としての入部を決めました。今思い返してみると、何か決定的に大きなきっかけがあったというよりも、サッカーが好きという気持ちと勢いだけで入部してしまった感じがしますが、今、私はこの仕事と部員が好きで、自分の選択に悔いはありません。きっかけや理由はどうであれ、大切なのはその後ではないでしょうか。私は何かを始める際よく理由探しをしてしまいますが、入部してからそのようなことは減ったように感じます。それはきっと、この経験のおかげでしょう。自分を変えるきっかけをくれたサッカー部を支えていくために、努めていきたいと思います。
拙い文章に最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。次は同じ法学部の中里です。裏話ですが、テスト期間、我ながら彼を助けた自信があります。お楽しみに!
2025/10/21 17:43