青山学院大学サッカー部オフィシャルサイト

『青い春』/吉田凜華


みなさま、あけましておめでとうございます。
サッカー部のSNSはお楽しみいただけておりますでしょうか。ありがたいことに、「引退ブログの、最初の紹介文って誰書いてるの?あれ面白いね」と称賛の言葉をいただく機会が多く、幸いです。後輩マネージャーの西川和佳奈ちゃんの文才に助けられながら、マネージャーとしての最後の仕事を終えようとしています。

自己紹介が遅れました。
サッカー部でマネージャーを務めておりました。地球社会共生学部4年生の吉田凜華と申します。

はじめに、サッカー部へ

4年間みんなに捧げて良かった。
こんなにも、手放したくないと思える生活をくれてありがとう。
みんなのサッカーを見られて、サポートできて、同じ時間を過ごすことができて本当に幸せでした。
この言葉を心から言える日が来たことを、誇りに思います。

振り返ると、朝練から家に帰り、関東の試合動画を見ながらお昼ご飯を食べ、(週の半分くらいはサッカー部とお昼食べてたけど)、寝る前にサッカー部の写真をみてニヤニヤしていた日々。自分はこんなにも部活が好きだったのかと思い知らされます。

私のブログでは、自分と戦い続けた4年間の素直な気持ちを、ありのまま書きたいと思います。稚拙な語彙力、文筆力で大変恐縮ですが、温かい目でお読みいただけますと幸いです。

2022/5/20
初めてサッカー部の練習に顔を出した。
快晴の日、青学のジャージを身に纏って先輩マネージャーについていくと、「青春」を具現化したような景色が広がっていた。

緑のグラウンドに、青い空が見渡す限り広がり、朝の太陽が眩しく照りつける、色んなチームの練習着を着た選手たちが汗を光らせ、精一杯声を出しながら走っていた。

サッカーというスポーツに触れたことのない私は、もちろん誰が上手かなんて見分けはつかない。目の前に広がる新鮮な景色が、ただただ私を圧倒し、引き込んでいった。

自分がすやすやと寝ているはずの時間にも、こんなに頑張っている人たちがいたなんて。
本気で打ち込んできた人たちの努力を、こんなにも間近で見たことはなかった。
人並みの努力はしてきたつもりだけど、人生の全てをサッカーに注いできた人をみて、憧れの感情を抱いてしまった。

自分も、このチームの一員になれば、努力を知る人間になれるかと。与えられた大学生活の4年間をなんとなく過ごすのではなく、仲間と成長する時間にしたかった。体験時にみた景色が脳裏から離れず、気がつくと入部していた。

マネージャーは複数のタスクを同時にこなし続けるエンドレスゲームを、自分のミス一つで選手が試合に出られなくなるというプレッシャーを抱えながらこなしていく。

マネージャーなら、体育会なら当たり前なことなのですが、キャパが小さい私は「仲間のためならなんでもできる」という言葉が綺麗事に感じるくらい、余裕のない日々を過ごしました。「いつも笑顔で頑張っていてすごいね」「悩み事がなさそう」と言葉をかけられる時には、私のこと何も分かってないな!と心の中で思っていました。まぁ、みんなには元気な姿を見せたかったので、結果オーライです。

辛い思い出は記憶から抹消するように心がけているので、少し曖昧なのですが、1番辛かった思い出は確かサテライトの御殿場合宿でした。

外はとんでもない土砂降りで、もちろん傘をさすことはできない、試合は1日に4試合(カテゴリーごと交互)で、帯同は1人。

極寒の中ボトルに水をいれ、テーピングをし、アイシングをしていると、もちろんご飯を食べる時間も取れなかった。女の子の日が被り鉄分は不足し、夜は熱っぽく、持参した栄養ドリンクを飲んで乗り切った。

自分がやりたくてやっている仕事に、「ありがとう」の言葉を求めた自分を恥ずかしく思った。

そしていつしか、フレッシュな気持ちはどこかに行ってしまった。サッカー部の活動に慣れると、初心を忘れ、自分がマネージャーをやる意味、モチベーションは何か、あれこれ考えるようになった。

座っておしゃべりをしているリハビリ組、不貞腐れたようにサッカーをしている人、関東リーグを他人事のように思っている人、応援にこない人、私はこんな人たちをサポートするために入部した覚えはない。

そして、週6の活動でマネージャーが全員揃った覚えがあまりないんです。致し方ないのかもしれませんが、これが体育会のあるべき姿なのかと疑問に思うことが多々ありました。部活を優先することが当たり前だし、それができないなら中途半端に入部するべきではないと。そう思ってはいたものの、マネージャー不足の問題がある手前、自分のエゴを貫くことはできず、緩さを生み出してしまったことを反省しています。

余談ですが、就活の時期はほんと笑っちゃうほど辛かったです。

私はマネージャーをやるために青学来た訳ではなく、CAになる夢を叶えたくて青学に来たのに、いつも優先順位の1番上は部活、就活は2の次でした。もちろんそれを選んだのは自分な訳ですが、、。

そして、私が少し部活の優先順位を下げると、大抵高橋悠にバレる。「甘えてんじゃないの」「もっとこう出来んじゃないの」と、結構言われた。

私がゼミ合宿でタイにいる時にも、「今のマネージャーの状況わかってる?」と、後輩マネージャーに関することで幹部からお叱りの電話がかかってきた。「まいさん(私が1年生のときの4年マネージャー)の代でこんなことは起こらなかった」と、比較された。

心配する反面、正直めちゃくちゃイライラした。自分がいない所で何が起こっているかなんて、分かるわけがないだろうと思った。
私のやり方でやらせてほしいと思った。
私という人は、無責任で、自己中心的で、最低な先輩だったと思う。

1番中途半端な気持ちでやっていたのは、自分だった。なんとなく部活に行き、なんとなくサポートする、なんて失礼なことをしたんだろうと申し訳なく思い、改心した。情けなかった。

自分がそんなんだから、マネージャーとしても、チームとしてもうまくいかないんだと思った。裕真くんが練習中によく言っていた、「なんとなくやんなよ」という言葉は、私にも響いていた。

以降、チームのためだけに部活に行った。
同期を信じ、仲間を信じ、勝ちたい一心で部活に行った。

自分の存在意義などどうでもよく、選手が頑張っている姿を見られるだけで幸せを感じた。昇格できると、信じて疑わなかった。

メンバー表のマネージャー欄にある自分の名前を見て、あと何度ベンチからみんなを応援できるだろうと切なくなった。自分でも驚きだが、「仲間のためならなんでもできる」という言葉は、綺麗事ではなく、自分の本心になった。

でも、全然勝てない。勝ち続けられない。次は勝つぞ、これからだぞ、その言葉を信じても、結果がついてこない。信じて頑張っても報われなかった。昇格できないまま、マネージャー生活はあっけなく幕を閉じた。納得行く結果は、ついてこなかった。

不思議と、それでもマネージャーをやって良かったと思った。
トレセンに行き、マネージャー、沼田、唯央に挨拶をし、武田がティッシュを取りに来て、悠が野太い声で「おはよー」と入ってくる、一年生とビブスをたたみ、テーピングを巻く、いつも通りの日常。
練習後は木下晴喜と恋バナ、同期とご飯を食べ、「また明日ね」といって解散する、そんな日々をもう一度過ごしたい。

逃げたい日ばかりだったのに、気づいたら全部乗り越えてきた。仲間がいたから頑張れた。

サッカー部での経験が、今の私の自信を作っていると思う。みんなとの思い出が私を強くしてくれる。この先の、どんな壁でも乗り越えられると、そう思わせてくれます。

大変な日々を乗り越えた先に、こんなにも大きな達成感と誇り、仲間への溢れ出る想いがあるのなら、私は生まれ変わってもまた、青学サッカー部のマネージャーをやりたいと思っています。

みんなのこと、大好きです。この気持ちは、入部した時から、この先もずっと変わりません。

同期へ
わがままで、我が強く、扱いにくい私を、最後までお世話してくれてありがとうございました。居場所をくれて、ありがとうございました。みんなと過ごした日々が、大学生活で得た1番の宝物です。幸せになって。

3年生へ
全員タメ口で、敬語を使う人はいなかったですね。なめられたもんです。お財布要員か、恋愛相談要員の二択で、私マネージャーやぞ、と思っていたのですが、、まぁ気軽に話せる後輩がいて良かったです。これからも、怪我しないように、頑張ってね。

2年生
みんなの代、大好きでした。こんなに可愛い後輩っているんだと思って(ごめんね3年生)、全員弟にしたいくらいでした。本当に愛おしかった。少しずつ敬語が抜けて、お話できて、とっても嬉しかったです。まだまだこれから、楽しんでね。

1年生
全然絡んでくれなくて悲しかった〜と思ったけど、そりゃあ1年の選手が4年のマネージャーに絡める訳ないかと、納得しました。怖くないので、とっても優しいので、もし良ければ連絡してね。フットワークめっちゃ軽いので、応援でもなんでもいきます。

マネージャー
一緒に頑張ってくれて、ありがとうございました。

それぞれにマネージャーとしての想いがあって、こだわりがあって、すれ違いや辛いこともあるかと思うけど、それでも「体育会サッカー部マネージャー」であることに誇りを持ち、楽しみながら頑張ってくれると嬉しいです。

かあなちゃんの天真爛漫さで
はなのちゃんの向上心で
りんちゃんの一生懸命さで
わかなちゃんの頭の良さで

これからも、私の大好きなサッカー部を支えてください。
誰にも見られないところでお仕事してる、みんながチームのために頑張ってくれていることは、私が1番知っています。無理せず頑張ってね。


最後までご覧いただきありがとうございました。それでは、私は世界を見てきます!
Hope our paths cross again.
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