『マネージャーとしての覚悟』/ 大澤 凜
『マネージャーとしての覚悟』/ 大澤 凜
最後に裏話もありますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
青学に入学した当初、まさか自分がサッカー部のマネージャーになるとは思ってもいませんでした。
このブログは、朝4時半に書いています。私がマネージャーを志したきっかけは、町田ゼルビアのサポーターとして、サッカー観戦が大好きだったことです。
相模原キャンパスで行われた新入生歓迎会で、4年生の先輩マネージャーのお話を伺い、その瞬間に「やりたい」と決意しました。
-日々のルーティン-
そこからの毎日は、とても充実しています。
朝7時半からの朝練に参加するため、今では4時半過ぎに起きるのがすっかり習慣に。
電車の中では、朝帰りらしき人たちを横目に、好きなHIPHOPを聴いてテンションを上げます。
朝練では、選手が飲むボトルの補充やボール拾いが主な仕事です。セットプレー練習中の真剣な眼差しを見ると、私も週末の試合に向けて頑張ろうと背筋が伸びます。
練習後はそのまま相模原キャンパスへ直行し、授業へ。私の所属する地球社会共生学部は英語の授業が週6コマあり、先生から着替える暇がなくジャージで向かってしまうことがほとんどなのでいつも「You look sporty!」と言われます。
オフの日は練習がなく少し寂しいですが、唯一私服で登校できる日なので、ファッション好きな私にとっては密かな楽しみです。
ー マネージャーとしてのやりがい ー
朝練や試合の際、ボトルを置いたり渡したりすると、選手の皆さんが「ありがとう」と笑顔で言ってくださいます。その瞬間、胸の奥がじんわり温かくなり、「ああ、私はこのチームの役に立てているんだ」と実感します。たとえ早朝でも、その言葉を思い出すだけで元気が出ます。
試合の日は、記録やベンチ業務と並行して撮影も担当しています。もともとスポーツ選手をカメラで撮るのが大好きだった私にとって、自分の写真を選手がInstagramやLINEのアイコンにしてくれる瞬間は、何にも代えがたい喜びです。画面の中で自分が切り取った一瞬が輝いているのを見ると幸せな気持ちになります。
入部したての頃、テーピングが思うように巻けず、悔しさで思い悩む日々が続いていました。そんな私に、先輩マネージャーや選手の皆さんが何回も練習に付き合って下さったこと、その温かさに何度も救われました。もっと毎日努力して上手くなろうと心に誓います。
そして何より、この活動の一番のやりがいは、選手やスタッフと築く絆です。練習後の疲れ切った後の笑顔、試合後の歓喜の抱擁、負けて悔しがる姿、そのすべてを、共有できることです。
勝った瞬間は心臓が飛び出しそうなほど跳ね上がり、負けた時は胸がぎゅっと締めつけられる。その感情の波を共に乗り越えていく中で、「私はこのチームの一員なんだ」と強く感じます。
-選手への尊敬と決意-
青学サッカー部に入って、本当に良かったと心から思います。
選手たちは勉学とサッカーを両立しながら、土日は試合、翌月曜には授業という生活を続けています。その姿を間近で見ていると、本当に尊敬しかありません。
だからこそ、その努力が報われるよう、これからも全力でサポートしていきます。
4年生になって引退を迎えるその日まで、勉学との両立を大切に、悔いのないマネージャー生活を送りたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
先輩マネージャーの皆さん、選手の皆さん、同期のマネージャー、これからもよろしくお願いします。
そして、青学サッカー部への温かいご声援をよろしくお願いいたします。
次は準備などいつも率先して頑張ってくれてる頼り甲斐のある同期の大塚くんです!お楽しみに〜!
(裏話)
試合中、私は黙々とベンチ作業や記録、撮影をしていますが、選手がゴールを決めた瞬間、心の中ではぴょんぴょん飛び跳ねて大絶叫!
もしマイクをつけられたら中継禁止レベルのテンションです。
たぶん、トレーナーの神田さん以上にはしゃいでいます(笑)
2025/09/09 12:59