『純粋』/三井匠
『純粋』/三井匠
天才レフティーの松田啓汰からバトンをもらいました。2年の三井匠です。
私が青山学院大学サッカー部に入部してから一年以上が経ちました。そして新しく後輩たちが入ってきました。特に私が所属するカテゴリーは後輩が多いので、2年である私の立ち位置は上級生の部類に入ると思っています。そのおかげで、少しばかり責任という言葉を意識し始めています。
今一緒にプレーしている先輩たちは、このカテゴリーにいるべきでない人たちです。毎回の練習前にテーピングを巻き、練習後にアイシングをしている人もいます。怪我も含めて、現状に満足できている人は1人もいないと思います。それでも、腐ることなくチームを引っ張ってくれている姿を私は毎日見ています。そんな背中を目の前に、私が闘えないということはあってはなりません。また後輩たちは、毎朝早く集合して練習の準備をしてくれています。他にもみんながやりたがらないような雑務をやってくれています。しかし、後輩の多くは公式戦に出場できていません。私は試合に出てこういった選手たちの分も走らなくてはいけません。たくさんの人々の支えがあって、いま私は楽しくプレーできています。チームが勝てるように、個人としてサッカーが上手くなるように指導してくれる監督とコーチ陣、何度怪我をしてもプレーできるようにコンディションを整えてくれるトレーナー、日々サポートしてくれるマネージャー、この進路を実現させてくれた先生方に対して胸を張れる行動をとらなくてはいけません。なにより、いちばん身近でサポートをしてくれている家族には特に感謝しています。これらの支えてくれている人に対して、私には全力を尽くすという責任があると思っています。また、それを期待されていると思っています。
さいごに、同期に対しては責任とかではなく、純粋に喜びを分かち合いたいと思っています。各カテゴリーで同期が活躍している姿を見ると嬉しく思います。そんなみんなとこれからも良い時間を共有できるようにしたいです。
次はバイトの疲労で怪我をした三宮琉空です。特に期待はしていませんが楽しみです。
2025/08/09 17:23