『振れ幅』/ 森川諒
『振れ幅』/ 森川諒
自慢のケツから繰り出される強靭なフィジカルモンスター松田駿からバトンを受け取りました、法学部3年の森川諒です。
今年のブログでは、最近読んだ本の中で特に心に残っている
「ウチダメンタル」内田篤人著
について少し紹介しようと思います。
拙い文章ではありますが、読んでみてくれたら嬉しいです。
まず、著者の内田篤人さんはサッカーをしている人なら誰もが知る、元日本代表の不動の右サイドバックとして活躍し、完結間近の「アオアシ」にも掲載された元プロサッカー選手です。
内容は、題名の通り内田選手がプロとして活躍していた時にどのような考え方やメンタルの保ち方をしていたかについて詳しく説明されている本です。その中でも特に印象に残っている内容が
「メンタルは強弱ではなく、上下である」
最初この言葉を目にした時、どういうこと?と感じました。
簡単に説明すると、メンタルの話をすると多くの人が強い・弱いで考える人が多いがそれは違って、上にあるか・下にあるか。大事なのは、上下する波線をなるべく大きく波打たないように一直線にすること。
分かりやすい例としては、
本田圭佑選手や長友佑都選手は上部
長谷部誠選手は真ん中くらい
遠藤保仁選手は下部
でメンタルを一定に保つみたいなイメージです。各々がその部分で振れ幅(波)を小さくして太い心の幹を作っているというもの。
自分も今まで公式戦と練習試合では気合いの入り方が違ったり、試合に勝てば喜びが爆発し負ければ落ち込むというような気持ちの波が大きい選手だったなと振り返りました。
どんな試合や練習、相手でもいつもやっていることをプレーで表現する。そのために特別な準備もしないし変な気合いもいれない。そうすれば思うような結果に繋がるんだろうなと感じました。
総括すると、どんな状況下であっても気持ちをなるべく一定にして試合に向けての準備をすることが自分の成長に繋がると思いました!
他にも食事のことや、睡眠のことなどサッカーをしている人なら特に気になるような内容が沢山書かれていて面白かったです。
サッカーに対する考え方が劇的に変わった本なのでぜひ興味があれば読んでみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次のブログは、関東リーグのパンフレットの選手紹介で「ボールをゴールネットで包む餃子を作る」と謎の紹介をされた、安原大晴くんです!彼の秘めた熱い思いが綴られると思うのでお楽しみに!
2025/06/11 05:27