産業能率大学サッカー部 公式サイト

Vol.21 『俺にとってのサッカー』 渡邉一也 (4年)
【名前】渡邉一也
【出身】神戸弘陵学園高校
【ポジション】SB.CB.FW
【好きな芸能人】ケンドーコバヤシ
【斎藤彰人 4年 (実践学園高校)から見た印象】
Q.かずの印象は?
A.女の子にとてもがめついです。
Q.かずへのメッセージをお願いします。
A.かずはすごい優しくていいやつで大好きです。
残りの大学生活楽しもう!
 

『俺にとってのサッカー』

産業能率大学サッカー部4年の渡邉一也です。

「プロになりたい」「より高いレベルでサッカーをしたい」という想いから、育った関西を出て関東でサッカーをする決断をした日から気づけば4年近く経ちました。
小学生の時は、時間ってまじで経つのが遅いと思っていましたが、今は早すぎて、秒で時間が過ぎるので限りある時間を大切にしないとなと感じています。

小学生の途中まではチームに所属せずスクールでサッカーをしていましたが、声をかけていただき小4で初めてチームに入りました。
今振り返ると今のサッカー人生の核はここで形成されたのかなと思います。
チームで1つになって試合に勝つ楽しさ、目の前の壁から逃げず、愚直にトライした先に得られるものがあることをここで知りました。サッカーの楽しさを教えてくれたコーチ・チームメイトは今でも大切な存在です。

中学では運良くセレクションに受かり、ヴィッセル神戸のジュニアユースでプレーすることが出来ました。
プロになりたいと思い始めたのはこの頃で、今まで体験したことないようなレベルの高い環境に身を置くことになりました。
サッカーへの熱い思いを持った仲間が多く、私も自然と勝負への拘りやサッカーに対する意識が高まっていきました。
最後の大会では全国準優勝も経験することができましたが、ユースには上がることが出来ず高校でサッカーをすることにしました。

神戸弘陵高校では一緒にユースに上がれなかった仲間と共に「ヴィッセルのユースを倒す」ことだけを考えてサッカーをしていましたが、その様なずっとヴィッセルを意識したしょうもないプライドに気づいたコーチは「そんなプライドいらんねん」と言ってくれて、成長を邪魔していたものを取っ払ってくれました。
高校時代はひたすら努力していました。
人工芝が雪で白くなっている日も、練習試合の日も早く来て自主練をし、練習が終わってからも自主練をし、この時から毎日練習前に体幹もするようになりました。そうでもして自分に自信をつけないと、競争に勝てないくらい常に入れ替わりのある環境だったので今振り返っても高校時代は楽しかったなと思えます。

大学に来て、トップチームどころかBチームにも絡めない苦しい1年間を過ごし2年目の春に一度プロになることを諦めました。その事をコーチに伝えた上で、どこでもいいから今までとは違うポジションでプレーさせて欲しいとお願いをしました。
その日から、生涯FWだった私はDFになりました。詳しくはサイドバックですが、慣れないポジションでも愚直に取り組む事で当時担当していただいたコーチからは1番成長したと言ってもらえることができました。
その時に、まだまだ諦めるのは早いと思いました。
大学3年目はコロナの影響もあり、1年を通じてサッカーをし続ける事はできない苦しい期間でしたが、先輩たちは卒業していき4年になりました。
就活をしていく中で、「本当はそんなプロなんかなれると思ってないんじゃないか」と言われてハッとしました。プロになる人は上手いとかずっと試合に出てるからすごいとかじゃなく、一途に夢を追い続けて絶対になると思い続けた人だけがなれるんだなと感じました。大学に来てから、自分に絶対的な自信は無く、自分を疑う事が増え、中高の時に思い描いていた理想からはほど遠く勝手に自分の中でどこか諦めをつけてしまっていたことに気付きました。
どこかで区切りをつけないと行けないなと思っていたので、大学でサッカーは辞めようと思っていましたが、ある企業の最終面接で「日本代表になれないならサッカーなんて続けない方がいい」と言われて、それを機にサッカーを今後も続ける事を決めました。
この人は何を考えているんだろうと思い、そこの企業は内定を辞退しました。
決してプロにはなれなくても、代表にはなれなくてもサッカーは私にとってかけがえのない物だと気づく事ができました。
今までの人生を振り返ったらサッカーの事しか出てこないです。
私生活で上手くいかないときも唯一の楽しみは練習に行ってみんなとサッカーをする事で、私にとってサッカーをする時間は何事にも代え難いものです。
サッカーを通じてできた友達も山ほどいます。ほとんどのことはサッカーから学びました。
サッカーしたことない人全員1回騙されたと思ってサッカーした方がいいです。
まだまだこれからの人生サッカーの事を愛し続けていきます。

また、今まで好きなようにサッカーをやらしてくれた家族には感謝しています。
大学まで大好きなサッカーを応援してくれてありがとう!将来、自分が親になったら今までしてもらったように好きな事を応援してやれるようになります。
これからも家族仲良くやっていきましょう。
残り少ない大学サッカー悔いなく過ごすためにも、毎日全力で取り組み胸を張って卒業できるように4年のみんなあと少ない期間頑張りましょう!

まとまりのない文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも渡邉一也をよろしくお願いします!

  
2021/08/12 13:48
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