#31『悔しい』 木村恵允(2年)
【名前】木村恵允
【出身】横浜FCユース
【ポジション】MF
【浅川秀斗から見た印象】
恵允は、初対面で話す前は本当に「怖い」の一言です。(笑)しかし、話してみた時の優しさは半端ないです。人のことをよくイジりますが、本当はイジられるのが大好きです。
イジられた時の満更でも無い顔がいちばん可愛いです。身長は小さいですがオーラがすごいので2mくらいに見えます。恵允は本当にサッカー大好きで、足元の技術もキックも一級品で、見ていておもしろいです。そんな恵允が書くブログは自分も楽しみなので、是非読んでみてください!!
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『悔しい』
昨シーズン産業能率大学サッカー部に入部させて頂いた、横浜FCユース出身の木村恵允です。
自分は高校3年時に、産業能率大学サッカー部に練習参加させていただきました。
その頃の感想は、正直、1年からトップチームに関わることができるという印象でした。
産業能率大学サッカー部に入部して、1年生チームで練習する時は、同じ小学校だった友人と、中学からの友達がいたため、不安や緊張はあまりありませんでした。自分はこの大学4年で絶対プロサッカー選手になるという強い思いで入部しました。
そんな中でスタッフから、「プロを目指している人手を挙げて」と1年生の選手に問いかけられる機会がありました。もちろん自分は手を挙げました。そして、他の人もほぼ全員が手を挙げました。その時に緊張感と嬉しさが湧きました。なぜなら、自分もプロサッカー選手を目指している中、一緒にプレーする人が同じ目標を持ってくれることは、お互いを高め合うことができるからです。
そんな中、カテゴリー編成がありました。自分は、1番下のカテゴリーとなり悔しさと焦りを感じました。正直、上のカテゴリーには入れるのではないかと思う気持ちがあったからです。
結局1年間、自分は全く実力を出すことができませんでした。
周りに「横浜FCの10番が?」や、「プレミアリーグの10番が?」や「ブランドだけ」、「プレミアリーグの10番なのに今年なにもしていない」と言われ、その言葉がすごくその通りですごく悔しかったです。
自分が上のカテゴリーに上がれなかったことや、実力を出せなかった原因として、甘い気持ちがあったからだと思っています。上にも書いたように、高校3年生の頃に練習参加したときに1年からトップチームに関わる事できるなという印象を持ったところから甘かったと感じています。
自分はすごく自信があります。それは良いところでもあるし、悪いところでもあると思っています。良いところは、その自信が試合や練習のプレーに現れることです。悪いところは甘い考えが出てしまうことです。これは高校の頃から経験しており、高校1年生の頃は、このまま普通にサッカーをしていれば、高校3年生の頃にプロになれると考えていました。今考えると甘い考えであったと感じています。
残り半年での目標は、結果を出してトップチームに上がります。
自分はレベルの高い環境の方が自分の良いところを発揮できるため、トップチームに上がったら自分の実力を発揮して中心の選手になり、スタメンに定着します。
そのために結果を出します。自分はゴール前でタッチ数が多く、シュートが打てないことがあります。そんな時にスタッフに、
「Jリーグでの得点は8割が2タッチ以内で決まっている」
と教えていただきました。
この教えを生かし、ゴール前では少ないタッチを意識していきたいです。また、体力に自信がないのでそこも伸ばしていきたいです。その他にも、キレを上げること、守備の強度を上げること、必要な筋肉をつけること、そして長所の左足をさらに成長させることなど様々な面で成長し、目標を達成します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
2025/07/31 17:33