#26『もう一度ピッチへ』 木下晴陽(2年)
【名前】木下晴陽
【出身】モンテディオ山形ユース
【ポジション】FW・MF
【佐藤和斗からの印象】
足元の繊細なタッチと得点力、そして何と言っても90分間ピッチを走り回る体力が魅力。
とても真面目だけど、ちょっと抜けてる晴陽はとても興味深いブログを書いてくれると思います。お楽しみに。
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『もう一度ピッチへ』
自分は、モンテディオ山形ユースから産業能率大学サッカー部に入部しました。山形から離れた地でのサッカーに不安はありましたが、自分の小さいころからの夢でもあるプロサッカー選手になるために、レベルの高い産能大サッカー部でさらに成長したいと思い、入部を決断しました。
しかし、昨年の一年次では精神的な不調に苦しみ、部活動への参加は叶いませんでした。
学校生活も思ったようにいかず、辛く、苦しい時間が続きました。しかし、多くの方々に支えられて辛い時間から幸せな時間を取り戻すことができました。
この一年間の中で得た最大の強みは、
「どんなに苦しくても、立ち止まらずに、自分を信じて歩き続けること」
です。サッカー選手いう夢を追う中で、日々の生活における精神的な困難に直面し、一時は何もかもが止まってしまったような時期もありました。それでも、サッカーが好きだという気持ちを信じ、もう一度ピッチに戻ることを諦めなかった自分がいます。その過程で、家族やサッカー部のスタッフ、学校の先生、病院の先生などの周囲の支えを受けながら、一歩ずつ前に進む大切さを知りました。また、時には自分の弱さを受けいれて、自分のペースで進むことも大切であるという事を感じました。この経験は、今後のサッカーに限らず、どんな分野においても「折れてもまた立ち上がれる強さ」として、自分を支えてくれると思います。苦しみを乗り越えてきたからこそ、努力の価値も、仲間の大切さも、本気で理解できる自分がここにいると思います。だからこそ、自分はこれからも目標に向かって、本気で挑み続けていきたいと思います。そして、自分のことを見守り続けてくれた家族にもう一度サッカーで活躍した姿を見せたいという思いを胸にこれからも頑張っていきたいです。
そして長いブランクを経て、今年の3月にサッカー部の活動に復帰することができました。
最初は不安だらけで、上手く戻れるのか分からなかったのですが、チームメイトやスタッフの方々はとても優しくて、面白くて、楽しくて、最高な時間でした。今では、毎日の練習でチームメイトと競い、高め合う中で楽しくサッカーをすることができています。
「復帰」という大きな目標を達成することができた今、次の目標はトップチームで試合に出場することです。自分が2年生次から所属しているカテゴリーがA2チームなので、少しでも早くトップチームに上がれるように日々努力していきたいです。
トップチームでプレーすることもプロサッカー選手になることも簡単な目標ではなく、日々の積み重ねが大切であると思います。そのために毎日の限られた練習の中で自分の力をすべて出し切り、後悔のない一日を過ごしていきたいです。
そして、自分の大きな強みは決定力なので、もっと点を決めてチームを勝たせる選手になるよう、更に成長していきたいです。また、チームのために走り、貪欲にプレーしていきたいです。
そして、自分の事を応援してくれている方々に良い報告ができるように今よりも成長し、頑張っていきたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
2025/07/30 11:00