産業能率大学サッカー部 公式サイト

#47『決断、そして挑戦』 山本琉聖(2年)
【名前】山本琉聖
【出身】大成高校
【ポジション】GK
【大貫慶斗から見た印象】
次のブログ担当は山本琉聖。産業能率大学といえばこの漢。身長184cmの高身長、顔もイケメンだ。バラエティー番組にも出演したことがある。
おとなしそうな見た目をしているが、ふざけることも多いかまってちゃんだ。
そんな琉聖はピッチ上ではとても頼りになる存在だ。ビルドアップやロングキックがとても上手い。何よりも、セービングがとにかく半端ない。琉聖のセービングで何度もチームは救われてきた。産業能率大学の守護神、山本琉聖のブログをお楽しみに。
 
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『決断、そして挑戦』

こんにちは。産業能率大学サッカー部2年の山本琉聖です。
今年でサッカー歴は12年となりました。小学1年生の頃に地元のクラブチームでサッカーを始め、小、中学生時代にはフィールドとキーパーの両方を経験することで、さまざまな視点からサッカーの魅力を感じることができました。どちらのポジションにもそれぞれの楽しさがあり、毎日の練習や試合では、ただただ楽しくサッカーをしていました。
 
高校に進学するにあたり、両ポジションでのプレーを続けることが難しくなり、どちらか一方に専念しなければならなくなりました。多くの迷いと葛藤の中で、最終的にキーパーを選択しました。正直なところ、その後しばしば「フィールドの方が楽しいだろうな」「フィールドは目立っていて羨ましい」と思うことがありました。華やかなプレーや得点に絡わるフィールドの選手たちの輝きは、時に自分の選択に対する疑問を呼び起こすこともありました。とはいえ、振り返ってみると、どのポジションにも独自の魅力と責任があることに気づかされます。
キーパーとしての役割は、ただシュートを止めるだけでなく、守備の最終ラインとしてチーム全体のバランスを整え、仲間に的確な指示を送るという非常に重要なものです。
小、中、高での未熟な日々を経て、今ではその責任感を強く感じ、チームの勝利に欠かせない存在になるための努力を重ねています。
 
大学サッカーに進んでからの1年間は、技術面だけでなく精神面でも多くの試練がありました。大学レベルでのプレーは、スピードやフィジカルの強さ、そして戦術理解がより求められるため、以前の自分では到底及ばない部分も多く感じました。試合でのプレッシャーや厳しい練習環境の中で、悔しさや焦りを味わうこともしばしばありましたが、それらはすべて自分を成長させるための貴重な経験となりました。
特に、キーパーとしての自覚が芽生えたのは、昨年で最も大きな収穫でした。
高校時代は、キャプテンや先輩に頼ることが多かった自分が、大学では自分自身がチームを引っ張る立場に立たなければならないと痛感しました。練習前の準備や試合中の冷静な判断、さらには仲間への積極的な声かけといった、細かな部分での意識改革が、少しずつ自分のプレーに現れ始めていると感じています。
これまでの12年間で得た経験は、現在の自分にとって大きな学びとなっています。フィールドとキーパーの両方を経験したことで、フィールドの選手たちがどのように動き、どのタイミングで仕掛けるのかを理解しています。以前は、フィールドで活躍する選手たちを羨ましく思うこともありましたが、今ではその気持ちを、自分のプレーの質を高めるための刺激として捉えるようになりました。試合中の状況判断やポジショニングをより意識することで、チームに貢献できるよう努力を続けています。
もちろん、技術面での課題はまだ山積みです。反応速度、キャッチングの精度、1対1の対応など、大学サッカーという厳しい環境の中で、常に改善を求められる部分は多いです。しかし、これらの課題に対しても、日々の練習を通じて着実に向き合い、克服していきたいです。たとえフィールドでの華やかなプレーを夢見た過去があったとしても、今選んだ道に誇りを持ち、その道を全力で歩むことが、自分自身の成長につながると信じています。
 
後半戦は2年生としての自覚をさらに深め、チームの中心メンバーとして試合に出場し、結果を残せる選手になることを目標としています。前半戦の悔しさや、時々感じる自分への疑問を原動力に、日々の練習での一つ一つの積み重ねを大切にしていきます。
 
そして、私の夢はプロサッカー選手になることです。この大きな目標に向かって、まだまだ改善すべき点は多く残っていますが、これまでの経験と毎日の努力を通じて、着実に前進していきたいです。
また、ここまでサッカーを続けてこられたのは、何よりも家族、特に両親の支えがあったからです。小さい頃からサッカーをやりたいと言った自分の気持ちを尊重し、試合や練習に送り迎えをしてくれたり、時には厳しく叱ってくれたりと、ずっとそばで応援してくれました。自分が思うようにプレーできず落ち込んだときも、何も言わずに見守ってくれる存在があったからこそ、ここまで続けてこられたと思います。
これから先、もっと上のレベルで戦うためには、今まで以上の努力が必要になります。簡単な道ではないけれど、プロサッカー選手になるという夢を叶えるために、自分にできることをひとつずつ積み重ねていくしかないと思っています。支えてくれた両親に「ここまで頑張ってきてよかった」と思ってもらえるように、そして自分自身が後悔しないように、これからも挑戦し続けていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

  
2025/08/29 11:08
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