#51『レベルの差』 長尾恒成(2年)
【名前】長尾恒成
【出身】旭高校
【ポジション】FW、DF
【星戸成から見た印象】
さて、次は長尾恒成君です。
彼は、知れば知るほど面白い、そんな人です。旭高校?中体連?CB?FW?気になることがたくさんあります。彼は、身長も高くフィジカルも強くキックも上手くとても良い選手です。日常生活では抜けてるところが多くありますが、優しく頼れる存在です。紹介はここまでにして、彼の様々な経験や立場からのブログを見ていきましょう!頼んだガオ!!
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『レベルの差』
昨シーズンの大学サッカーを振り返ってみると、様々なことを経験出来た年だったと思います。
自分は産業能率大学サッカー部にセレクションを受けて入部しました。
これまで約10年以上ずっとFWをやってきましたが、セレクションではCBとしてもプレーしました。メインポジションではなかったですが、自分の武器である左足のキックを活かして必死にアピールし、絶対負けないという気持ちでプレーしていました。そして、そのプレーを評価していただき、入部させていただくことができました。
サッカー部の活動が始まるまで「本当にやっていけるか」という、不安しかありませんでした。しかし、与えられた場所で自分をアピールしようと強く思いました。そして活動が始まりましたが、やはり現実はそう甘くはありませんでした。
周りを見れば全国大会常連校出身の選手やJユース出身の選手など経験豊富な選手がたくさんいて、正直自分はビビっていました。
プレースピードなどもみんなより遅く全ての能力がみんなより劣っていると強く感じさせられました。その時期は本当に辛い時期で、辞めるという選択肢も考えてしまったこともありました。
しかし、その時に支えてくれたのはチームメイトと家族でした。
自分は寮に入っていて、寮生にはこの1年間ずっと一緒に過ごし、とても助けられました。辛い時も、同級生の寮生などが支えてくれたことに本当に感謝しています。先輩の方々も優しい方ばかりでとても支えになりました。家族にも何度も慰めてもらい、ずっと僕を応援してくれました。
そんな支えもあり、もっと頑張ろうという前向きな気持ちになることができました。
しかし、前半戦はほとんど公式戦に出られない状況が続いていました。出場した試合もありましたが、前半で交代となるなど上手くいかない日々が続きました。
そして、改めて「レベルの差」を感じました。
そこで具体的に足りないものは何なのかを考えた時、足りないものだらけでしたが、まずは土台となる体づくりをしようと思い、筋トレやフィジカルトレーニングをたくさんやってきました。他にも自主練では自分の武器である左足でクロスの練習をしたり、1対1の守備をチームメイトと鍛えたりと自分が弱い部分を強くしていこうと練習していました。
そして夏になり、鹿島遠征がありました。それは産能サッカー部に入って1番成長できたと実感できた遠征でした。自分の武器を活かしつつ、自信を持ってプレーすることができました。しかし、調子が上がってきたと思ったら、怪我をしてしまいました。
怪我も実力の1つだと思っていて、自分のケア不足などが原因だったのかなと思います。怪我が治って後半戦を迎えるとまた公式戦の出場数というのは前期とあまり変わりませんでした。しかし後期ではCBだけではなく、SBやWBなど色々なポジションをやる機会が増えました。それぞれのポジションにはそれぞれの役割というのがあり、それを意識してプレーしていました。まだ大学サッカーは約2年半あります。その中で自分がどれだけ成長できるかは自分次第だと思うので今まで以上に頑張りたいと思います。
そして今シーズンの後半戦は出場時間を増やすというのが具体的な目標です。
そのためにできることを自分で考え行動に移したいと思います。具体的には、まず1日1日の練習を無駄にしないように全力で取り組み、練習後には自主練では自分に足りないものを練習していきます。他にも、筋トレなどもして当たり負けしない体を作っていきます。そして自分がチームに必要とされるような選手になれるように日々努力していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
2025/09/02 11:02