#54『変化』 菊池応次朗(2年)
【名前】菊池応次朗
【出身】川崎市立橘高校
【ポジション】DF
【大下隼鋭から見た印象】
彼はとても不思議な人です。そして、身長が180センチ近くあるのでとても存在感があります。自陣ゴール前での大きな体を生かしたディフェンスで、相手FWからするととても存在感を感じさせられるでしょう。彼のブログをお楽しみに。
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『変化』
これまで、そしてこれからの変化について書こうと思う。
昨年を振り返ると、さまざまな変化があり、自分にはまだまだ足りない部分が多いと感じた。
自分が今のままでいたら、きっとサッカーをしてもつまらない、とにかく自分を変えることが大切だと感じた。
大学でのサッカーは、これまでのサッカー人生とはまったく違うものだった。高校までは自分がイメージしていた通りのプレーや対人で通用する場面が多かった。
しかし、大学ではまったく自分のプレーが発揮できなかったり、フィジカルが圧倒的に足りなかったりした。
走りのトレーニングでは、周りが速いペースで走っていくのに対して、自分はまったくついていけなかった。最初の立ち上げの練習の段階で自分への自信がなくなっていった。また、チームで行う筋トレは、高校までのものとはレベルが違かった。
高校では自重トレーニングが多くあり、難なくトレーニングしていた。しかし、大学では、スクワッド90キロ、デッドリフト80キロなどのメニューがあり、天を仰ぐような重さで潰れそうになった。とにかくフィジカルの面では課題が多くあった。
また、違いとしてプレーの強度やスピード感がある。
高校までのサッカーでは技術や体力面で個人間での差があったが、大学レベルになると全員が高い基礎技術と体力をもっており、一瞬の判断や動き出しの遅れが勝敗に直結する。そのため、より早い判断力や戦術理解、そして試合全体を見渡す視野が求められるようになった。
サッカー以外でも変化があった。それは人間性の成長だ。
大学サッカーでは競技力の向上だけでなく、人間性の成長も強く求められる。
挨拶や礼儀を徹底することはもちろん、周りを巻き込む力やリーダーシップの重要性を学んだ。
チーム内外の人々と積極的にコミュニケーションを取ることで信頼関係を築き、周囲を動かす力を培うことができた。さらに、人前で自分の考えをしっかりと伝える機会も多く、最初は緊張していたが、経験を重ねるうちに自分の意見をわかりやすく表現する力が身についてきた。これらの経験は、サッカーだけでなく社会に出たときにも役立つ大切なスキルだと感じている。
自分としては振り返ると良い意味でも悪い意味でも変化があった。
それは環境的な要因もあるし、自身のメンタル的な要因もある。とにかくこれからの大学生活変わる。化ける、変わるの連続をしていく。とにかく変化し続ける。後半化け物になるから楽しみにして欲しい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
2025/09/04 23:56