産業能率大学サッカー部 公式サイト

#38『大学サッカー』 工藤煌耶(2年)
【名前】工藤煌耶 
【出身】SC相模原ユース
【ポジション】MF
【山口航生から見た印象】
工藤煌耶は、みんなが避けるような仕事も率先して行ってくれる真面目な性格です。
そんなピッチ内外で責任を持って行動してくれる彼は、ひたむきに向上心をもって練習している努力家でもあります。
またサッカーでは速度違反レベルのスピードと切れ味鋭いドリブルが持ち味で、鋭い口調でチームに対して規律を正してくれる存在でもあります。
そんな真面目で努力家な工藤煌耶のブログでは日頃口に出さない内なる思いが知れるはずです!是非楽しみにしていてください!

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『大学サッカー』

昨シーズンは、初めての大学サッカーでプレースピード、フィジカル、技術とすべての分野において高校サッカーを上回っていました。そして、自分は最初のベースが低く、スタート地点にすら立っていない状況でした。シーズン当初は、試合にも全く絡むことが出来ず、新たな環境に慣れるまで時間がかかり自分が思うように実力を発揮することができませんでした。
少しずつ慣れ始めたころ、試合に出場できるチャンスが来て、そこで大学サッカー初の公式戦でアシストを記録して結果を出し、チャンスをモノにしました。それからは出場数が増え、アシストや得点をしなくとも自分の武器を活かしてチャンスを作りました。
そんな中、夏のカテゴリー編成でカテゴリーは変わらなかったものの、周りのメンバーが少し変わり、自分は本来のポジションではないDFを任されました。
今までDFはやったことがなかったため最初は全くうまくいかず、正直なところ、MFやFWをやりたいと感じていました。そして、練習試合や公式戦ではポジションが提示されたときに「またDFか」と普段より試合に対する活力が低下していました。しかし、与えられたポジションをこなせなければ今後、チームの方針が変わった際などに、試合に出場することが出来なくなると感じ、考え方を変えて今の自分にできることをしようと決めました。
結果、攻撃は今まで通りスピードを活かして相手を抜くこと、守備はそのスピードを活かして付いていきしつこく守備することを意識するようにしました。攻撃ではサイドを駆け上がってチャンスを作り、守備ではボールを奪うことではなく相手の自由を奪うようにして自分サイドからの攻撃回数を減らしました。
そして今シーズンからはカテゴリーが上がってさらにレベルの高い環境でサッカーをしています。しかし、昨シーズンは主に本来のポジションではないDFとして試合に出場したため、今年もMFやFWではなく、DFとしてシーズンがスタートしました。レベルが上がったためさらに課題が増え、着いていくのに必死でした。
去年よりも試合に絡むことが減り、試合に出場しないことが増えてきてとても悔しい思いをしています。全く絡めないわけではないですが、試合に出場した時は何も出来ないことが多くより悔しい状況になりました。
その分、自分自身の実力を見つめ直す良い機会にもなりました。出場機会が限られる中でも、試合に出たとき何を残せるのか、どんな姿勢を見せられるのかを常に意識しています。
後半戦では、今まで培った複数のポジション経験を活かし、どんな状況でもチームに貢献できるような存在を目指します。そして、本来のポジションであるMFやFWとして再びピッチに立ち、攻撃の起点となって結果を残せるように努力を重ねていきたいです。
昨シーズンの自分を超えるために、一日一日の練習を大切にし、与えられたチャンスを確実にモノにできるよう準備していきます。後半戦こそ、自分の存在感を証明しチームの勝利に貢献できる選手になりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

  
2025/08/14 12:15
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