#49『変わる』 脇之園拓海(2年)
【名前】脇之園拓海
【出身】ジェフユナイテッド市原・千葉U-18
【ポジション】FW
【椎葉勇斗から見た印象】
脇之園拓海は、めちゃ優しい真面目マッチョくんです。見た目は筋肉マッチョで怖そうですが、常に笑顔で優しいです。プレーをすると、筋肉を生かしたキープ力や力強いシュートを備えているだけでなく走れるので、前線からの守備は仲間からするととても助かります。
そんな脇之園くんのブログを是非読んでみてください!
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『変わる』
2024シーズンを振り返ってみると正直言って何も収穫や成長がなかったと思う。
高校時代は、ある程度活躍できたから大学に入ってもそれなりに活躍できるのではないかという甘い気持ちがあった。
しかし、いざシーズンが始まると高レベル高強度でプレーするチームメイトをみて自分の実力の無さを実感した。自分は1年間1番下のカテゴリーで一度も上のカテゴリーに昇格できずに終わってしまった。
1年を通して負けが多く、勝ちが少なかった。勝てなくて練習では走らされてばかりだった。このチーム状況を変えることができなかった。
自分が点を取れるFWなら結果は変わっていたかもしれない。同い年にもトップチームや上のカテゴリーでプレーしている仲間がいた。それは、努力して成長しているからこその結果だと思う。自分が情けない。何も変われてない。プロになる人は普通の人とはちょっと違う。
高校時代、身近な人がプロになった。練習に取り組む姿勢が素晴らしく、負けたくないという思いが一緒にプレーしていて伝わってきた。ポジションは違ったが、キャプテンとして体を張るプレーやチームを鼓舞する声かけ、そして何より結果で示してくれた。かっこよかった。自分もそうなるつもりだったけどなれなかった。
その悔しさを大学サッカーでぶつけてプロの世界に行くと強い気持ちで入部した。
でも、去年の自分はやると言って、結局何もやらずに終わってしまった。思うように結果が出ずやめたいと思った時もあるような、苦しいシーズンだった。
それでもサッカーを嫌いになったことは一度もないし、好きな気持ちはずっと変わらない。だから続けられている。
そして何より両親の存在が大きい。
小さい頃からずっとサポートしてくれたからこそここまで来ることができたし、自分が上手くいかなくて落ち込んでいる時は優しい言葉をかけて前を向くきっかけをくれる。
だからこそ、そんな両親へ恩返しができるように努力し成長して、上を目指さないといけない。
昨シーズンの公式戦は2得点におわった。
FWは点を取るのが仕事。それなのに2点。公式戦には全試合出場してチャンスを与えてもらったのに期待に応えることができなかった。
高校時代もなかなか得点を取れず苦しい時期があった。でも下を向かないで努力し続けたからこそ結果がついてきた。誰でも上手くいかないことはある。そこで諦める人と努力し続ける人の差が結果に現れる。だからやり続けて過去を変えられなくても今を変えられる努力をして行きたい。
今年は公式戦2桁ゴールが目標。しかし、ここまで1ゴールしか取れていない。
この目標を達成することは簡単ではないけれど、絶対に無理なんてない。やってやります。まずはトップチームに上がる。でもそこがゴールではない。
トップチームに行って活躍してプロになること。悔しいけど今の自分はまだトップチームでできるレベルではない。結果を出さないと上になんて行けない。だから常に結果を求めてやっていかないといけない。
ストライカーは必ず点を取る。チームが苦しい時も必ず点を取る。それがストライカー。
自分も誰もが思うストライカーになりたい。誰よりも練習して努力してやる。必ず変わります。
自分の周りには応援してくれている人がたくさんいる。そんな人たちの期待に応えたい。
だから中途半端な気持ちでサッカーをするのはやめる。死ぬ気でやる。自分の目指しているところはそんなに甘くない。後半戦、しっかりサッカーに向き合って逃げずに挑戦して変われるようにしたい。
「努力は報われる」
この言葉は小さい時からずっと好きな言葉で父からよく言われていた言葉。
実際に努力が報われたことだってたくさんある。
報われた時は必死に努力していたなと自分でも思う。今はその時と比べてぜんぜん違う。もっと本気で努力しないと報われない。努力は嘘つかない。この言葉を胸に刻んで本気で努力してやっていこうと思う。今年はやりきったって思えるように後悔なく、最高のシーズンにできるように頑張ります。応援よろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
2025/08/29 11:21