#5『人間性』 大當泰生(3年)
【名前】大當泰生
【出身】前橋育英高校
【ポジション】MF
【志摩朝日から見た印象】
たいきは常に冷静で、ボソッとつぶやく一言が面白く、僕はとても好きです。冷静なのはピッチの上でも同様ですが、チームのために闘う熱い心を持った選手です。
また、ポーカーフェイスで、いつも何を考えているのか分かりにくい存在でもあります。たいてい、少しニヤっとしているときは、何か悪だくみをしているときだと思います(笑)。
それでも、何か頼みごとをすると、いつも快く引き受けてくれる、優しいやつです。
そんな謎の多いたいきくんが、ブログで何を考えているのか明かしてくれるかもしれません!
ぜひ、お楽しみに。
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「人間性」
こんにちは。 今回、ブログを担当させていただきます。3年の大當泰生(おおとう たいき)です。 拙い文章かもしれませんが、最後まで読んでいただけると幸いです。
今回は、昨シーズンの振り返りと今シーズンの抱負について書いていこうと思います。
昨シーズンが始動してから、思い描いたようなシーズンを過ごすことができませんでした。最初のカテゴリー編成では、当然トップチームを目指していました。しかし、結果は最下層のカテゴリー。悔しさが込み上げました。このとき、2年生で下のカテゴリーにいるなら、サッカーに区切りをつけて別の道を選んだほうが良いのではないかと悩み、サッカーに対して非常にネガティブな感情を抱いていました。
しかし、その後の約1ヶ月間は、これまでで最も濃密な時間を過ごしました。最初は焦りと悔しさが入り混じり、結果として努力の方向性を見失い、腐ってしまうこともありました。練習に気持ちが入らず、部活動に向かう足が重くなる日もありました。「なぜ自分はこんな状況にいるのか」と、自分を責め続ける日々が続きました。
そんなとき、家族や前橋育英でのことを思い出しました。幼い頃から試合会場に足を運び、どんな結果でも支えてくれた家族。高校時代、山田監督が何度もおっしゃっていた「人間性」。自分が腐っている姿を、そんな家族やこれまで関わってくれた人に見せるべきではないと気付きました。その瞬間、心のどこかで折れかけていた自分を奮い立たせる決意をしました。
家族の支えがあったからこそ、ここまでサッカーを続けられています。そして、自分が目標に向かって努力し続ける姿を見せることが、家族への恩返しになると考えています。今シーズン、3年目となるこの1年は、自分にとって勝負の年です。ここで結果を出せなければ、自分が思い描くサッカー人生を実現することは難しくなると感じています。そのため、これまで以上に自分を追い込み、すべてにおいて覚悟を持って取り組む1年にします。
また、3年目は「結果」と「過程」の両方にこだわります。公式戦でのゴールやアシストなど、目に見える結果を追い求めると同時に、それを実現するための日々の練習や準備の過程を大切にします。一瞬の結果だけでなく、努力の積み重ねそのものに価値を見出すことで、より充実した1年にしたいと思います。
最後に、大学サッカー生活も残り2年。時間は限られていますが、まだ自分にはできることがたくさんあります。これまでの苦しい経験をバネに、3年目は結果を残し、家族やチームメイトに恩返しする年にします。そして何より、サッカーを心から楽しむことを忘れずに取り組んでいきたいと思います。
応援してくださるすべての方々に、成長した自分の姿を見せられるよう、全力で頑張ります。これからもよろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
2025/04/25 00:01