産業能率大学サッカー部 公式サイト

#32『今の自分に出来ることを全力で』 堀友希(2年)
【名前】堀友希
【出身】Vファーレン長崎U-18
【ポジション】MF
【木村恵允から見た印象】
次のブログ担当は堀友希です。
長崎からきたメッシです。試合で相手の守備にハマったと思っても、その局面を1人で打開できる天才です。私生活では優しくて、顔はかっこよくてかわいい産能の愛されキャラです。是非堀友希のブログを楽しんでください。

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『今の自分に出来ることを全力で』

みなさんはじめまして、堀友希です。今回人生で初めてブログを書くので拙い文章かもしれませんが最後まで読んでくださると幸いです。
今回は「現在までの振り返りと、後半戦への意気込み」というテーマで書かせていただきます。普段なかなか自分の思いを文字にする機会は少ないのですが、このブログを通じて少しでも自分の気持ちや考えが伝われば嬉しいです。

まず昨年の前半戦を振り返ってみると、一言で言えば「自分自身と向き合う日々」でした。昨年は大学サッカーという新しい環境に飛び込み、関東のレベルの高い選手たちの中で、プレーの面でも、生活の面でも、自分の甘さを痛感させられました。
特に、入学してすぐのチームの始動時期に怪我をしてしまったことが、自分にとって大きな試練となりました。リハビリをしている間、周りの同期や先輩たちはどんどん試合に出て活躍していく。自分はプレーできないどころか、チーム練習にも参加できない。そのもどかしさと焦り、そして「このままでは置いていかれる」という不安が常に頭の中にありました。

4月の後半、やっとの思いで復帰できましたが、体力も試合勘も戻らず、自分のプレーがまったく通用しないことに愕然としました。それでもこの大学に来た意味を見失わないように、どうにか気持ちを切らさずに踏ん張っていた中で、転機となったのが夏合宿でした。
夏合宿を通じて、サッカーに対する姿勢が大きく変わったと感じています。自分だけでなく、チーム全体がより高い意識で練習に取り組む雰囲気になり、それに引っ張られる形で自分のモチベーションも再燃しました。それまでの「ただ頑張る」から、「どう頑張るか」を考えるようになったことで、少しずつ自分の中に手応えが生まれてきました。

昨年の後半戦はIリーグの試合にも絡めるようになり、試合のピッチに立てる喜びと緊張を改めて実感しました。ただ、まだ課題は多く、特に結果という部分では物足りなさを感じることが多かったです。出場できたことに満足してはいけない、もっとチームに貢献するために、自分には何ができるのかを常に問い続けてきました。

そして迎えた2年目。今年は「結果を出すこと」を何よりの目標に前半戦に臨みました。
昨年の反省を活かして、冬のトレーニングから自分の武器である突破力やスピードを磨き直し、フィジカル面も強化するよう意識して取り組んできました。また、練習の中で自分の強みを出すために、より細かいプレー選択や判断にもこだわるようになりました。

今季の前半戦では、昨年よりも試合の出場機会を得ることができ、自分のプレーに対してもある程度の手応えを感じられる場面が増えてきました。
一方で、うまくいかない試合もあり、そこで自信を失いそうになることもありました。しかし、昨年の経験から、うまくいかないときこそ冷静に自分を見つめ直すことの大切さを学んでいたため、気持ちを切らさずに前向きに乗り越えることができたと思っています。

この前半戦で一番大きく成長できたのは、プレーの面以上に「心の持ち方」です。
焦って空回りすることなく、どんな状況でも自分のやるべきことを貫けるかどうか。感情に左右されず、目の前の一歩を積み重ねられるか。これは本当に大切なことだと、改めて感じました。
そして今、後半戦に向けて自分の中で掲げている目標はシンプルです。

「試合で結果を残す」
「勝利に貢献する」

ということ。そのために、以下の3つを特に意識して取り組んでいきます。
1つ目は、プレーの精度を高めること。1本のパス、1回のドリブル、1つの守備の寄せ、その全てにこだわって、試合で結果につなげられるようにします。
2つ目は、試合に出続けること。競争の激しいチームの中で、継続的にピッチに立つためには、日々の練習から100%の力を出す必要があります。自分の良さを最大限に発揮するために、どの練習でも常に勝負を意識して取り組みます。
3つ目は、メンタルの安定と成長です。去年は、焦りや不安に飲まれて力を出し切れないこともありましたが、今は「自分が何をすべきか」を明確にし、どんなときでも前向きな姿勢を忘れないようにしています。調子の良いときも悪いときも、変わらず努力し続けることが、後半戦での成長につながると信じています。

前半戦を通じて得た自信と課題、その両方をしっかりと受け止めて、後半戦ではより一層の成長と成果を目指します。今年こそ「勝負の年」にする覚悟で、残りのシーズンを全力で駆け抜けていきます。チームの勝利に貢献し、自分自身もさらなる高みを目指して、これからも努力を積み重ねていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
後半戦も引き続き応援よろしくお願いします!

  
2025/07/31 17:36
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