産業能率大学サッカー部 公式サイト

#9『感謝と決意』 鈴木虎太郎(3年)
【名前】鈴木虎太郎
【出身】尚志高校
【ポジション】FW
【田中颯流から見た印象】
鈴木虎太郎は、笑顔が素敵な好青年です。常に笑顔で、周りを明るくさせるような存在です。またサッカー中の彼のプレーには何度も驚かされてきました。特に長身を活かした打点の高いヘディングは抜群です。
試合に出ていても、ベンチにいても、出場したら何かやってくれるのではないかと期待させてくれる鈴木虎太郎選手に注目!!

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『感謝と決意』

産業能率大学サッカー部3年の鈴木虎太郎です。
 
今回は、大学入学からこれまでの歩み、そして今年の意気込みについて書かせていただきます。 文章を書くのは苦手で、まとまりのない部分もあるかもしれませんが、最後まで読んでいただけると幸いです。
私の1年目は、入部前に掲げていた「1年目からトップチームで活躍する」という目標を達成することはできませんでした。しかし、B2カテゴリーでIリーグを戦い、前期は多くの試合で先発出場を果たし、結果を残すことができました。その経験が自信につながり、トップチームへ昇格することができました。そして、後期の亜細亜大学戦で関東リーグデビューを果たし、あの瞬間の興奮は今でも鮮明に覚えています。
しかし、2年目は思うようにいかないことが多く、非常に悔しい1年となりました。トップチームでのスタートを切ったものの、関東リーグ開幕前にB1カテゴリーへ降格。あのときの悔しさは今でも忘れられません。関東リーグでの活躍を目指し、気持ちが高ぶっていた矢先の降格だったため、メンタルの弱い自分は立ち直るまでに時間がかかってしまいました。Iリーグでは出場機会こそあったものの、思うように結果を出せず、理想の自分と現実の自分とのギャップに苦しみました。「自分はなんてちっぽけで、力のない人間なのだろう」と痛感する日々でした。
ただ振り返ると、この2年目の経験は非常に大きな学びとなりました。自分の課題や足りない部分を痛感し、それをどう克服すべきかを深く考える時間となったからです。トップチームに戻るために何が必要か、自分のプレースタイルをどう高めていくべきかを模索しました。それでも結果が出せなかった悔しさは事実ですが、次のシーズンに向けて、自分のすべてを懸けて挑まなければならないと強く感じることができました。
そして迎えた3年目の今年は、私にとって勝負の年です。プロになるためには、この3年目で結果を残さなければならないと強く思っています。身近な先輩である猪狩君(猪狩祐真/24年度卒/日本大学藤沢高校出身)が、大学3年時に目覚ましい活躍を見せ、今シーズン、ジェフユナイテッド市原・千葉に加入しました。その姿を見て、「自分も今年こそ絶対に活躍しなければならない」と決意を新たにしました。もう「悔しい」と嘆いている時間はありません。今まで以上に努力する覚悟はできています。プロになるために必要なことや、自分の弱点は明確になったので、それを改善し、来年こそ飛躍したいと思います。
最後に、サッカーを始めて12年間、支えてくれた両親には感謝の気持ちでいっぱいです。家族のサポートがなければ、今の自分はありません。だからこそ、プロになって恩返しをしたいという思いが強くあります。その気持ちが、今の自分を前に進める原動力になっています。両親の期待に応え、自分の夢を叶えるために、どんなに厳しい壁が立ちはだかろうとも、何事にも前向きに取り組み、全力で努力していきます。あと2年間、プロになるチャンスがあるので、そのチャンスを掴み取れるように頑張ります。
 
最後まで読んでいただきありがとうございました。

  
2025/05/02 19:40
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