今に満足しない
どうも、謙です。
朝と晩の気温が少しずつですが
落ち着いてきた感じがしますね。
そろそろ涼しくなって欲しいなと思う今日この頃です。
日中は暑さが続いていますが
6・5年生の選手たちは厳しい気候のなか
クジラカップに参加してきました。
春にも参加させて頂いた大会。
今回もご招待頂きありがとうございます。
人数はギリギリですが2チームエントリー。
お互いに負けられない気持ちを持って
切磋琢磨しながら頑張ることができました。
自分たちより格上の相手が多いなか
試合の戦い方についてどうするか提案すると
「守備を固めるのも良いと思いますが
今やっていることがどれだけ通用するかやってみたいです」
と答えてくれました。
今まではコーチから言われたことをそのまま受け取ることが多かったのですが
今回は自分たちの思いを話してくれました。
自分たちで決めたことにより
試合中も迷いがなく
積極的なプレーをたくさん見ることができました。
2チームそれぞれが色々と意見交換を行いながら過ごした2日間。
出来たこと、もっとこうすれば良かったこと
たくさんあったと思います。
この経験を次に活かして欲しいですね。
出来なかった。で終わってしまったら
いつまでたっても成功に近づくことはありません。
もっともっと と気持ちが前向きになるように
そんな声掛けをしていきたいですね。
今回の大会で印象的だった場面を1つ。
2日目の最後のゲーム。
2日通して6試合目ということで疲労も溜まっている中
課題となっていた得点も4点取ることができ
勝ちを収めることができました。
選手たちは全てのゲームをやり切ったこと
最後の試合を良い形で終わらせることができたこともあり
笑顔でベンチに戻ってきました。
そんな達成感が漂うなか
シンセイとヒロトは険しい表情で意見をぶつけ合いながらベンチに戻ってきました。
試合に勝った後なのに何をしているのかなと不思議でしたが
耳をすませて聞いてみると
スローインのサポートの位置について
お互いの考えをぶつけ合っていました。
「サポートの距離が近い。離れて欲しい。」
「いや、相手を寄せて逆に展開するために近付いた。」
と話していました。
どちらも正しい!
試合に勝ったことや得点を決めたことへの満足感はあったと思いますが
そこで満足して終わらせるのではなく
解決すべき課題が見つかったことで
喜ぶ前に
次のために話し合うことを選択したのでしょう。
この場面を見て
もうこの2人は今に満足せず
次に進んでいるんだろうなと感じました。
こうやって選手は成長していくんでしょうね!
2025/09/12 08:22