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歳の取り方

 

 

JFAニュース2025年1月号で興味深い記事(サッカー讃歌、美しいサッカーを)を読んだ。

帝京長岡高校総監督の谷口さんの記事。

育成年代という前提でレフリーのジャッジに異議を唱えず、はたまた自チームに有利となる判定が下されたとして、それがプレーヤー本人しか分からない事実をレフリーに伝えて自チームが不利になっても正直に申告する。

どんなジャッジにも不平を言わず次のプレーに切り替える。

最後に勝敗の結果に関わらず、レフリーをリスペクトしてゲームを終わる。

谷口さん自身も昔は勝利を目的にしていたのでレフリーに対しても不平不満を言っていた自分がいたが、最近は帝京長岡高校のそのような振る舞いが定着してきたと言ってみえた。

「心美しく勝つ」

我がチームは「品格を持って大人と為す」

 

私が言うのも変だが、彼も良い歳の取り方をしているなあと感じた記事である。

私も同感である。

2025/02/03 20:18
セレクト

数々のセレクションを見てきた。

セレクションをする側としても我々の教え子がセレクトされる側としても両側から見てきた。

わずかな時間の中から見られるものとしては物理的なものが多い。

物理的なものといえば、背が高い、足が速い、テクニカル、身体が強いなどなど。

(ポジショニング、視野の確保、危険察知などもう少し細かくはなると思うが。)

しかしながらそれはあくまでその時のストロングポイントである。

セレクト後の成長度合いを考えると一番大事なことは実直に成長しようと思うメンタリティと考える。

ここはわずかな時間のセレクションからは見えづらい。

サッカーを終えた後の社会生活、仕事をしてお金を稼ぐという至って簡単なことではあるが、これがまた難しい。

まず最低でもコツコツ休まず働くなんて当たり前。

自分の都合を優先させる事も大事だが、優先順位や判断基準が分からない人が多くなる。

人生はいつもセレクトされているのが実情。

それを理解しながら今与えられた環境に対して真摯に取り組めることが何よりと考える。

2025/01/15 10:52
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