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こどもと向き合うこと?
こんばんは。
チーム代表の菅原です。

前回のブログでは、キッズ年代に触れましたが、今回はU-6、U-8、U-10の3カテゴリーに分けて見てみます。
こどもの心身の発達発育について知ることが不可欠ですので、こどもの発育発達の全体像を概観してみましょう。

●遊びの時代〈U-6〉
物事を考えるときに、自分の視点を変えたり、他の人の立場に立ったりすることができにくい年代です。自分の身体を動かしたり、物に触れたりしながら考えるといった特徴をもっています。また、一つの事への集中は長くは続きません。自然な衝動によって、絶えず行動が変わります。今はこれをしていても、次には別のことをしているというような事は普通のことです。このような時期に大切なことは、遊びです。遊びの中で、ボールがどのように転がるか、弾むかを経験すること、走ること、登ること、バランスをとること、スイングすること、ぶら下がること、投げること、つかむこと、跳ぶこと、その他いろいろな運動がこどもを熱中させ、必要な運動がさらに発達していくための基礎をつくります。また、遊びの中での仲間同士のトラブルの経験は、社会性の発達にとって極めて重要な意味を持ちます。

●学校生活の始まり、生活環境の変化〈U-8/プレ・ゴールデンエイジ〉
家族を中心とした生活から、学校を中心とした新しい生活への移行がこの年齢の子供たちの発達に影響を与えます。遊びを中心に自由に行動することが許されていた環境から、学校という組織の中で行動がコントロールされる環境への変化は、こどもにとって大きなストレスになっています。学校生活へのスムーズな移行を援助してあげることが大切です。そして、この年代の特徴は、運動への歓び、無頓着、何の疑問もなく知識や能力を身につけることです。さらに、徐々に相手の立場を理解できるようになってきます。しかし、まだ大人に依存した仲間関係が中心です。大人の見方を取り入れ、自分の周りを捉えようとします。したがって、身近な大人(親、学校の先生そしてコーチ)は、全面的な権威をもちます。大人の責任をしっかりと意識しなくてはなりません。

●本格的な思考の発達〈U-10/ゴールデンエイジに向けてスタート〉
筋道を立てて推論していく本格的な思考の発達が見られる時期です。自己中心的から脱却し、具体的経験に支えられた理論的思考が可能になります。物を作り上げることや、知的活動への欲求も増えます。自己統制のとれた比較的安定した姿を見ることができ、言葉などを認知する能力が発達し、学級や地域の仲間集団との活動や大人との付き合いの広がりを見せます。さらに、待ったり我慢したりといったことができるようになります。ギャングエイジとも呼ばれるこの時期は、同性の仲間からの承認やこども集団への所属欲求が強くなります。その中で、仲間の意見に従ったり、仲間からの承認に注意を払ったりといった、社会生活で必要なことを学んでいくのです。多面的な運動経験を通したコミュニケーションの習得が中心となり、基本的なテクニックはサッカーをプレーしながら学びます。そしてゴールデンエイジ〈U-12〉に向けてサッカーが好きでたまならいといった状態をつくることも大切です。

※こどものサッカーの世界はだんだんと広がっていきます
自分とボール(キッズ) → 自分と相手とボール(U-6) → 自分と味方・みんなでプレー(U-8) → チームの中の自分・チーム対チーム(U-10)

こどもたちの好奇心を刺激するようなトレーニングメニューを考え、楽しみながら自発的、能動的に活動できる環境を作っていけたらと思っています。
デモンストレーションなどで見本をみせながら、私もこどもたちと一緒になって楽しくサッカーしていきます!


 
2020/07/09 20:13
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