
U12 スペイン遠征6日目 INTERNATIONAL CARNAVAL CUP視察 TRM(vs FUT DIVER) 大木 小菊 高田
■2025年3月2日(日)
■スペインバルセロナ市 FUT DIVERグラウンド
■15分1本✖️4試合
vs FUT DIVER(スペインバルセロナ)
1ー1 0ー2 2ー2 0ー1
本日は大変急にも関わらず、試合を組んでいただいた相手チームに感謝です。
今日も素晴らしい相手と試合をさせていただきました。
カンテラチームだけではなく、街クラブを見てスペインサッカーの凄さを痛感します。
私たちも国内では強豪と言われるのかもしれません。
国内ではサッカーIQが高いと言われるかもしれません。
スペインで試合をすると、そんなプライド全てを叩き割られてしまいます。
また、小学生からプロのトップチームまで文化歴史が培ってきたものが根底にあり、日本国内と基準やフィロソフィー部分で違いがありすぎます。
日本では633でチームは自分が望まない限り変わることはありません。
しかし、世界は違います、
U9U10ぐらいから選手たちは1年契約です。
そのチームに所属したくても、できない可能性もたくさんあります。
また、日本では小さな頃から常に親に与えられて、サッカーをしています。
チーム選びも、出場機会もです。
しかし、海外選手たちは違います。
自分で掴み取らなくてはなりません。
そんな世界が違う国同士が試合をして、球際や局面勝負や駆け引きで勝てるはずがありません。
スペインに来てそんな部分を肌で感じたはずです。
そして、午前はそんな世真剣勝負の世界を目の当たりに見て感じ、変化してきた選手が出てきたことはこの遠征の収穫です。
一方で、まだまだ誉めてもらわないと、調子が良くないと、親に与えてもらえないと、できない選手がまだまだいるのも事実です。
無抵抗でボールを失う、無抵抗でボールを運ばれる、球際で顔を背けたり、スピードを落としたり・・・。
次のステージ(ジュニユース年代)での活躍や社会に出ての成功は自分自身で掴み取らなければならないことに気づいて欲しく、今日はそんな話を具体的な部分を含めて、選手たちに伝えました。
スペインでは良い選手の具体的要素の1つで「パーソナリティ」というワードがあるようです。
自分の感情を表現できたり、ピッチ内で仲間に良い影響を与えれたりする選手をいいます。
今回、世界トップを肌で感じて、そんな選手だらけであったことを再度確認して欲しく思います。
【 2025/03/03 更新】