NPO法人日本スポーツ夢クラブ
センアーノ神戸
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ジュニア
U12 スペイン遠征4日目 INTERNATIONAL CARNAVAL CUP 予選第1節 第2節  大木 小菊 高田
■2025年2月28日(金)
■スペインカタルーニャ州バルセロナ 
    CABRILS
    CAMPO 2
■40分1本✖️2試合

【第1節】
vs VILASSAR DE MAR (スペイン・カタルーニャ1部リーグ所属)
0ー3

【第2節】
vs REAL SOCIEDAD (スペイン・ラリーがカンテラ)
2ー1

SOCIEDAD戦は見事な勝利でした。
センアーノ神戸史上初のヨーロッパ3大リーグのチームに勝利です。
第3節は明日、15:00キックオフ vs FFB REUS(スペイン)
その後、ノックアウトラウンドになります。

(大木)
大会が始まりました。
世界中から48チームが集まっています。
驚愕の試合内容が目の前で繰り広げられています。
「これが12歳以下??」
と感じる試合レベルばかりです。
フィジカルも当然、私たちより大きいチームばかり。
そして何より、そんな選手たちの技術があって、サッカーIQが高い。
毎回、ヨーロッパのトップチームと試合をしたら思いますが、本当に目を疑います。
ラリーガのカンテラやアーセナル、FCポルトの試合を見ましたが、ほとんどのチームが170センチ超え選手が半数以上を占めます。
そんな選手がうまいサッカーをし、状況を考えてチームの勝利へ判断プレーをし、迫力ある球際を戦います。
日本と比べると異次元です。
JFA全日本選手権の優秀選手が集まる「DREAM ROAD」と「アトレチコマドリード」の試合を視察しましたが、日本のエースばかり集まるメンバーにボールを保持し、崩したシーンは「うまい」を通り越して「凄い」としか言いようがありません。
また、スペインのラリーガ所属カンテラだけではなく、その他のチームのレベルも想像以上。
世界一のレベルのサッカーの国の育成が凄いことを改めて痛感させられました。

さて、私たちの初戦ですが、会場に到着して知った横幅が極端に狭いピッチ、そして相手のロングボール中心に2トップの背後をシンプルに狙い、陣をとってくるサッカーに大苦戦となります。
浮き玉の球際の負け、陣を取られセットプレーから大きな選手たちにあわされ、初戦を落としてしまいます。

2戦目は久保建英選手が所属するレアルソシエダ。
FWは185センチ超え。
苦戦を想定しましたが、プラン通りに選手たちは試合を進め、立ち上がり5分で2得点を奪います。
その後も非常にタフな試合となりましたが、チームで連動した守備を見せ、180超えのFWに何度も危ない場面を作られますが、我慢強く対応し、会場全体の誰もが驚いたジャイアントキリングをすることが出来ました。
センアーノ神戸の過去の歴史を見てもヨーロッパ3大リーグの下部組織に勝利したのは史上初の快挙です。
選手たちは本当にタフな試合をやってのけてくれたと思います。

まず私たち指導者たちが、この現状を生で見て、日本の育成がヨーロッパ、特にスペインと比べて明らかに差があることを感じ、伝承していかなければならないと痛感しています。
いろんなことが違いすぎます。
協会全体で育成指導を体系化出来ているため、本当に賢くサッカーが出来る選手が育ちます。
そして選手たちも、世界の同年代の選手たちの凄さやマインドの凄さを実感しています。
日本では私たちは賢くサッカーが出来る方かもしれませんが、このレベルだとまだまだ全然だと実感できているはずです。
選手も指導者の私も学び、感じ、行動に移していかなければならないと再度確認できる大会です。

 
【 2025/02/28 更新】
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