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実習を終えて(3年 菊池 響太)
 自分は現在、健康運動指導士、健康運動実践指導者、中高保健体育の教員免許の3つの資格取得を目指し、勉学に励んでいる。その中の教員免許取得のために必要な介護等体験を先月終えた。今回のブログではその時感じたことや経験したことについて記したいと思う。
体験では宇和特別支援学校とことぶき荘という特別介護施設を訪れた。
 宇和特別支援学校では、2日間の体験を行った。自分が担当したの聴覚障害を持った生徒たちであった。実習にあたって、自分は積極的に生徒と関わっていくことを頑張ろと思っていた。だが、コミュニケーションが上手く取れるかが不安でもあり、緊張していた。実際に実習が始まるとその不安はすぐに払拭された。自分からも積極的にコミュニケーションを取ることができたが、それ以上に生徒の方から話しかけてきてくれた。彼らはとても純粋で自分から心を開き、どんどん関わってきてくれた。たった2日間の実習だったが、たくさんコミュニケーションをとることができ、実習を終えたあとは少し寂しい気持ちになった。彼らのように自分も自身から心を開き、積極的な関わりの持ち方を大切にしたいと思う。また、彼らは耳が聞こえなかったり、聞こえにくいため、対面でのコミュニケーションが原則である。これは自分たちにも重要なことなので、それも意識していきたい。
 ことぶき荘では5日間の体験を行った。ここでは、特別介護施設がどういった運営の仕方をしていたり、どういったサービスをしたりしているかを学び、その中の簡単なことの手伝いを行った。ことぶき荘の体験では、1つとても心に残ったことがある。それは自分の指導を担当していただいた職員の方から伺った話である。内容は以下の通りである。「施設の利用者であった女性の方が、教員免許取得のために実習に訪れていた学生を気に入りとても仲良くなり、学生が実習を終える時に一緒に撮った。その利用者の方は施設で亡くなってしまったが、亡くなる最期までその写真を見つめていた」この話から自分は人との出会い、関わりがどれだけ大切なのかを学んだ。ちょっとした時間の出会い、関わりでと人それぞれその受け取り方は全く違う。実際自分も実習中に出会った1人の女性の利用者の方に「お兄ちゃんと出会えて良かった。いい思い出が出来た。」と言われた。人それぞれ出会い、関わりの受け取り方は違う。少しの時間での関わりでも自分の中でもしっかり大事にしていきたいとおもった。
 この2つの実習では文章に述べた以外にも、様々なことを経験し、学ぶことができた。今後の人生をより良いものにするため、また資格を取得し、人と関わることを大事とする仕事を目指す上で、この学んだことをしっかり生かしていきたいと思い。
 実習中に写真は撮影できなかったので、普段自分が行なっている、愛媛FCスクールでの写真を載せたいと思います。

3年 菊池 響太

2019/11/03 21:17
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