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村石大樹(4年 経済学部)
○プロフィール○
村石 大樹(むらいし ひろき)
ポジション:MF
桐蔭学園高校(神奈川県)出身


(1)サッカーを始めたきっかけ
幼稚園の時に勝手に幼稚園のサッカーチームの練習に参加して、そこから夢中になった。

(2)中央大学を選んだ理由
高校の時に尊敬していた2人の先輩が中大にいたから。彼らがいる大学でサッカーがしたいと思いました。特に中大については何も知りませんでした。

(3)大学入ってからの心境の変化
入部してすぐにAチームでやってやると思っていたけれど現実はそんなに甘くはなくBチームからのスタートでした。高校時代1年からAチームにいた自分は始まったばっかりなのに大きなショックを受けていました。実際には自分より上手い選手はたくさんいるし、ただただ自分の実力がなかっただけでした。
3年になりやっとA2チームに上がりこれからという時に右膝の大怪我をして1年間サッカーが出来ない状態になりました。1年間サッカーが出来ないなんていう経験はしたことがないので辛い出来事でした。しかし、手術をして今までのサッカーを振り返った時に、自分は大学で本気でサッカーに取り組んでいたのか、プロを目指していたのかといえば、取り組んでいなかったです。Bチームで試合に出て活躍する自分にある程度満足をし、指定校推薦での入部だからどうせAチームには上がれないと他責にしていました。
それでもサッカー人生の集大成として4年の5月に復帰の目標を決めて、自分のサッカーと向き合い、ピッチの上で自分を表現したいと考えリハビリに取り組んでいました。就活も無事終わり、復帰もしてもう少しで試合に出れるという時に今度は左膝の大怪我をしました。僕にとってはその時点でプレーヤーとしては引退が決まりました。
今はBチームのアシスタントをしていて、僕はそこで何か同期や後輩に刺激を与えることができればと思い取り組んでいます。それが出来たのも1回目の怪我をして自分の弱さと向き合うことが出来たから。自分なりの覚悟を決めてリハビリに取り組み続けたから。そして同期が僕にとって大きな存在だったから。だからこそプレーが出来ないとなっても、サッカー人生の集大成として自分を表現したいと思うことができました。
怪我をする前までの自分は理想ばかりが先走っていて足元を見れていませんでした。怪我をして自分の弱さを知り、前向きに取り組む大事さを学びました。そして2度目の怪我をして、組織をより客観的に見た中で自分が活きる方法を考え、行動をする力が身につきました。

(3)後輩に伝えたいこと
僕は2年間のサッカーを失って、自分の弱さを知り自分を見つめ直すことが出来ました。みんなにはそんな経験はして欲しくないです。サッカー選手はやっぱりサッカーをしながら色々な成長をしてほしいです。失って気づくのは当たり前だと思います。よく怪我には意味があるとか言うけれど、怪我に意味はないです。意味なんてものはあとで自分が取って付けるものだと思います。そしていきなりサッカーが出来なくなることはあってもいきなりサッカーが上手くなることはありません。だから、もう一度自分の目標と今の取り組みを考えてほしいです。もし足りていないならなぜ足りていないのかと考え、また目標に向かって行動してほしいです。あとはサッカーは勝負事であることを忘れないでほしいです。負けに慣れないで欲しいです。目の前の勝負に対して貪欲に。あと3年ある、2年ある、1年あるって考えてたら勝てないまま終わってしまいます。
僕もこれからも勝負にこだわりたいと思います。

  
2017/10/05 16:07
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