青森山田高校サッカー部 公式サイト

青森山田高校サッカー部
監督 黒 田  剛
全国高校サッカー選手権大会「感動・感謝・夢叶う」
 今までの苦労も一瞬にして吹き飛ぶほどの「感動」とは正にこのことを言うのか。
 2017年1月9日、第95回全国高校サッカー選手権大会で悲願の「初優勝」を果たすことができた。暗黒のトンネルをひたすら歩き続けた孤独な24年間の指導者人生(監督22年)を思えば、言葉にならないほどの喜びであった。それは「達成感」というよりは、むしろ「安堵感」と言えるかもしれない。本当に、本当に長かった。
 青森山田高校サッカー部の頼もしい選手たちが果たした快挙は、計り知れないほどの大きな歴史となって語り継がれていくだろう。試合後、我々を温かい言葉と盛大な拍手で迎えてくれた地元青森の方々。選手たちは改めて自分たちの果たした偉業の意味を実感できただろう。更には「二冠」を果たしたことで、以下のような名誉ある数々の賞をいただいた。
 @ 青森県民栄誉特別賞(青森県)
 A 青森市長特別賞(青森市)
 B 東奥スポーツ特別大賞(東奥日報社)
 C 青森県スポーツ特別賞(青森県教育委員会)
 D 青森県スポーツ特別栄誉賞(青森県体育協会)
 E 青森県スポーツ指導者特別栄誉賞(青森県体育協会)
 オリンピックのメダリストたちに贈られたものと同じ賞をいただけることなど想像もしていなかったが、改めてこれらの受賞に対しての責任の重さを感じた。厳冬の青森に、新年早々明るい話題をもたらすことができた喜びは何ものにも代え難いが、やはり青森や北海道をはじめ雪国で頑張っているサッカー少年たちに、「夢」や「希望」や「勇気」を与えられたことが何よりも嬉しかった。私の故郷、北海道への凱旋を実現できたことや、今までずっと応援してくれた両親や仲間たちに「日本一」の報告をし、大変喜んでもらえたことも嬉しかった。応援してくれた全ての人たちに心から「感謝」の言葉を送りたい。
 3月1日、青森山田高校サッカー部に新たな歴史を刻んだ3年生が、自信と希望に満ち溢れ、笑顔で学舎を巣立っていった。これからの人生は、さらに険しい道のりであると思うが、そのことを十分に心に刻み、青森山田で培った信念、精神力や忍耐力を存分に発揮し頑張ってほしいと思う。
 さて、新チームはというと、まだまだこれからである。優勝の影響もあってか、チームの始動が大きく遅れた。この一年間、チームがどんなに苦しい状況でも、偉大な3年生を頼り、日々支えられつつ活動してきた1・2年生が、今回の経験をもとにどこまで成長し、どこまでやってくれるのか、正直不安もあるが非常に楽しみでもある。周囲からの期待やプレッシャーに押しつぶされないことを切に願いたいものだ。そして、私は終わりのない指導者人生をまた一から出発させる。
 これからの私の人生、どのように変化していくのか非常に楽しみである(微笑)
2017/03/30 15:42
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